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第二話 ページ3

Aside

その後、少年は穴の空いている籠を貰い、修復した。

禰豆子、と呼ばれた少女は小さくなり、籠に入ることに成功した。

俺は、二人の後ろを黙々と付いて行くだけだった。

もう日が暮れたころ、お堂に付いた。

『…!これは、血と…鬼の匂い…少年!待て!』

俺がそう言った時にはもう遅かった。

炭治郎「大丈夫ですか…」

鬼「なんだ、おい、ここは俺の縄張りだぞ、俺の餌場を荒らしたら許さねぇぞ」

少年は扉を開け、鬼と会ってしまっていた。

鬼「…んん?妙な感じがするな、お前ら人間か?」

そう言って、鬼が跳躍した瞬間、少年は斧で攻撃したが効かない。

それが分かっていた俺は少年を抱き締め、鬼に刀を向け、守る体勢になった。

鬼「なんだ?また人間か?」

『…少年!君は…』

鬼が俺に気を取られている隙に少年を放し、何をするべきか言おうとしたが、その先は言えなかった。

俺のせいで、少年が鬼に馬乗りにされたから。

鬼が少年の首を折ろうとすると、少女が頭を蹴り飛ばした。

だが、鬼の体は、頭が無くなっても動いていた。

因みに、鬼の頭は木に固定されている。

『…体の方は、任せろ』

妹の元に飛び出して言った少年を止め、俺は刀を構える。

鬼が此方に気付いて向かってくるが、もう遅い。

崖の下にでも落ちれば再生出来ないだろう。

肉片になるからな。

『水の呼吸 壱の型 水面斬り』

鬼を斬り、その勢いで地面の無いところまでふっ飛ばした。

鬼「ギャッ!」

鬼は、ぐったりとして目を閉じている。

その前に少年が息を切らしながら立ち、普通の短剣で止めを刺そうとしている。

これ以降は、俺は黙っていただけだ

炭治郎(鬼は…たくさんいるのだろうか、家に残ってた匂いとは違う、別の鬼。でも、止めを刺しておかないとまた人を襲う、だから俺がやるんだ、やれ!!)

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月@坂田家 - 待っていますね~!!無理せず体調に気を付けてくださいね!!! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 913d4eaa3c (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 11月の終わりごろが待ち遠しい〜リアルの方頑張ってください! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜空サン | 作成日時:2019年8月30日 22時

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