第十六話 ページ18
Aside
俺が目を醒ますと、俺は…少年が斬った岩の前に居た。
真菰「…A?なんでここに居るの?」
『…俺は、アイツに…殺されたのか?』
錆兎「何故ここに来た。お前はまだ死んでないのに」
『死んでない?…ああ、俺は…死に損ねたのか』
俺がそう言うと、兄さんは岩から下りて俺の頬を叩いた。
錆兎「死に損ねたなんて言うな!!」
『ごめん…でも、兄さんと真菰に会えたのに、一緒に居れる時間はほんの少し。毎回そうだったから、少し寂しいんだよ』
真菰「…その理由はすごく可愛いけど、そんな事言っちゃ駄目だよ。私と錆兎は、Aに生きて欲しいんだから」
そんな話をして時間を潰していると、少年の声が聞こえた。
炭治郎「A!A!!起きてくれ!」
俺はまだ二人と話してたいのに、まだ笑ってたいのに。
錆兎+真菰「「俺達/私達の分まで生きてね/生きろよ、A」」
二人のその言葉を聞いたら、涙が溢れて来た。
段々視界が暗くなってきたとき、俺は言った
『おう、二人とも…
また目を醒ますと、俺は炭治郎におぶられている状態だった。
話を聞けば、最終選別が終わるまで気絶していたらしい。
黒「おかえりなさいませ」
白「おめでとうございます、ご無事で何よりです」
『ん…少年、大丈夫か?』
炭治郎「A起きたか…って、第一に人の心配か?お前なぁ、気絶して起きたかと思えばボロボロのまま鬼を倒すし!心配したんだぞ!」
俺が目を醒まして第一に少年の心配をすると、丁寧に地面に下ろされて少年に怒られ、面を少しずらされて頬をつねられた。
『っ…少年、痛い、痛いから!辞めてくれ!』
炭治郎「…分かった。辞める…でも、その代わりに素顔見せてくれ、約束だろ?」
頬をつねられるのが終わったと思えばそう言われた。
『…ああ、そうだったな』
そう言って面を外すと少年はびっくりしていた。
『…少年、反応をしろ、少年。』
炭治郎「かっ…可愛い」
…おい、こいつ今なんて言った?可愛い?目大丈夫かなこいつ
『…は?なんて言った?可愛いってのは聞き間違いだよな?』
炭治郎「いや、聞き間違いじゃない
『…あぁ??男に可愛いはないだろ』
炭治郎「いや、だって事実だからな」
なんて話をしていると、顔に傷のある奴が白い髪をした方の髪を掴んでいるのを見た少年が、そいつの手を掴んだ
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月@坂田家 - 待っていますね~!!無理せず体調に気を付けてくださいね!!! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 913d4eaa3c (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 11月の終わりごろが待ち遠しい〜リアルの方頑張ってください! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜空サン | 作成日時:2019年8月30日 22時