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第十話 ページ12

炭治郎side

真菰「じゃあ説明するよ?全集中の呼吸はね、体中の血の巡りと心臓の呼吸を速くするの。そしたらすごく体温が上がって、人間のまま鬼のように強くなれるの。…A、お手本頼める?壱の型で良いよ」

真菰の説明を受けても、分からなかった。

でもAさんにお手本を見せてもらうのか…なんだか嬉しいな。

『…お手本と言われても…まぁいい。見ただけでは分からないだろうけど』

炭治郎「お願いします」

そう言うと、Aさんは刀では斬れる筈もない大木の前に立って、刀を構えた。

『水の呼吸 壱の型 水面斬り』

そう言って刀を振った瞬間に、大木は斬れて倒れていた。

真菰「…こんな風に、刀では斬れる筈もない大木も斬ることが出来るの。やり方はね…兎に角肺を大きくすること、血の中にたくさんたくさん空気を取り込んで、血が吃驚したとき骨と筋肉が慌てて熱くなって強くなる」

炭治郎(よく分からない…)「どうやったら出来るかな」

真菰「死ぬほど鍛える。結局それ以外に出来ることないと思うよ」

真菰からの説明が終わった後俺の腹が鳴った。

『ハハハハッ!…少年、そろそろ戻るか。もう夜だ。後、俺のことも呼び捨てにしろよ?敬語も無しな』

Aに笑われて、俺は赤くなりながら、呼び捨てにすることと、敬語も無しにすることを了承した。

Aに着いていって歩きだすと、気付いたら真菰は消えていた。

本当に、二人は何者なんだろう。

その後鱗滝さんの所で夕飯を食べたけどAは鱗滝さんの後ろ、俺には顔が見えない所で食べていた

炭治郎「…A、そろそろ顔を見せ『断る』なんでだ?」

『…取り合えず断る。お前が最終選別から帰って来れれば見せてやる』

鱗滝「儂には見せてくれるんだがな…」

炭治郎「A、寝るときも丸まって顔見せてくれないからな…」

なんて雑談をしながら、風呂に入ったりして寝た。

____

炭治郎の日記

〇月×日

ここんとこ ずっとボコボコ キツいです

(また「きめつのあいま」ネタすみません!)

後、今日もAが顔を見せてくれない

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月@坂田家 - 待っていますね~!!無理せず体調に気を付けてくださいね!!! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 913d4eaa3c (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 11月の終わりごろが待ち遠しい〜リアルの方頑張ってください! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜空サン | 作成日時:2019年8月30日 22時

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