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期待してもしなくてもどうせ結果は変わらない。 ページ9

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体育祭当日。



♪ー続いての種目は借り人競走です。



最終走者列に、、光成だ。
自然と目で追いかける癖は抜けてなかった。




『位置について、よーいドン!!』






♪ー今最終走者スタートしました!白組速いです!!






同じクラスの北川くんも最終走者だ。
各々カードをめくり、該当する人を手当り次第探す走者たち。










うそだ。
うそだ。






【白色のシュシュ付けてる人】






光成は引いたカードを私に見せてくる。




「なんで、」


「いいから早く」


「他にもいるじゃん」


「俺がプレゼントしたやつ」




覚えてたんだ。
てかちゃっかり付けちゃってたんだな。

まだ一応付き合ってるから不自然では無いのか、なんてぐるぐる考えている間に光成に引っ張られながらゴールに向かう。


結果は2位だった。






「……さんきゅ、」


「あ、あのさ…」


「次生徒会種目の準備あるからごめん、」









「Aっ」


「避けられてるね多分」


「大丈夫、?」




自然消滅が1番楽なのかな。


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作者名:やきぷりん | 作成日時:2021年9月22日 2時

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