好きってなんだっけ、 ページ1
.
想像してたのと違った。
高校生活はもっと、キラキラしてるものだと思ってた。
最初はあんなにワクワクして、ドキドキしてだはずなのに。
“アオハル”しよ?なんて、誰かが言ってたけど、そんなに簡単じゃない。
「またなんかあったでしょ、__こうせい、と」
「んー」
「倦怠期??」
「そんなはっきり言わなくても…」
「ココ最近ずっとじゃん、心配だよ」
私と光成は高1の秋から付き合い始めた。
委員会が同じで一緒にいて楽しくて、気づいたら気になる存在になっていた。
後から聞いた話だと、当時は両片思い状態だったらしい。
10月2日。光成の誕生日が文化祭で、よくある告白する企画で告白された。
そこまではいいんだ。
一緒に登下校したり、マフラー借りたり、家まで送ってもらったり、光成の家で勉強も教えてくれた。
美人なママさんも可愛い妹ちゃんたちも優しかった。
光成の様子が変わったのは、2年に進級してから。
少し、塩っぽくなったんだ。
4月にhalfmonthストーリー載せた写真は2月に遊んだ時の写真でツーショ更新は消えかけている。
まだ、1年も経ってないよ。まだ、5月だよ。
気に障ること言っちゃったかな、気づかないうちに喧嘩でもしてたっけ?
だからといって、直接聞けるほど強くない。
光成、今何を思ってるの?何を考えてるの?
好きってなんだっけ、
.
195人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やきぷりん | 作成日時:2021年9月22日 2時