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桃:寝癖 ページ22
祐「おはよう」
「おはよう」
おはよう、と言いつつも今は15時。
夜中に海外から帰って来た彼は倒れるようにベッドに潜り込んで
まるで死んでるんじゃないかってくらいに深い眠り。
起こすのは可哀想だったから敢えて起こさないでいたら昼を過ぎても起きて来ない。
夕方になりそろそろ…と思っていたら起きて来たピンクヘアーの愛おしい人。
寝癖がぴょん、とこちらを向いている
寝癖を連れてこちらに向けて腕を広げる彼の胸に向かって飛び込めば彼の匂いが広がる。
そのままラグに2人で倒れこみゴロゴロと転がる。
彼の寝癖にふわりと触れればニコニコ笑うから堪らなく可愛い彼の頭をわしゃわしゃとすれば
より一層強く抱きしめられるから応えるように抱きしめ返す。
そんなことを繰り返す夕方の小部屋。
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作者名：櫻子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/4chuchuamour
作成日時：2019年1月21日 3時
