〜出会い〜 ページ2
母『A、お父さんの都合で東京に引っ越しするわよ』
そういきなり言われた。でも、特にはビックリしなかった。だって、今までに似たような理由で引っ越したことがあるから。
A『分かった。いつ東京に？』
母『なるべくなら、今週中だそうよ』
A『そっか・・・。じゃあ、早めに準備しておかなくちゃね』
母『そうね。・・・ごめんね。お父さんの都合で引っ越しするなんて』
A『お母さんは、謝らなくていいよ。大丈夫だから』
・・・そんなの嘘。大丈夫じゃないよ・・・。でも、そんなことお母さんに言ったら、心配掛けちゃうから。あぁ・・また友達と別れることになるのか・・・。友達なんて作ったってすぐに別れることになる。でも、心の中ではもう引っ越しなんてしなくてすむかもしれないかも。そう思ったりもするから。
A『じゃあ、いつでも行けるように準備してくるね』
母『・・・えぇ。分かったわ』
私は、慣れた手つきで準備をした。それから、ご飯を食べてお風呂に入り、歯みがきをして寝た。
次の日、学校に行って仲の良かった友達に別れの挨拶をした。これで何度目だろうか。
友達『東京に行っても、友達だよ！』
はぁ・・・。今までにも、同じことを何度も聞いた。友達？そんなわけない。絶対、東京に行ったら、私のこと忘れるに決まってる。でも、友達には当然だけど言えなくて。だから、いつも同じことを言うの。
A『うん。友達』
ってね。
今週の水曜日に、私とお母さんは東京に引っ越した。たしか、椚ヶ丘市だっけ？たしか、そんなような名前。１日でも早くここに慣れておきたくて散歩しに外へ出かけた。
A『あっつー・・・』
もうそろそろ、8月に入る。この炎天下の中、散歩をしようとした私がバカだった。暑すぎる。なんだか、くらくらしてきた。思わず、座り込むと頭上で声がした。
？？『大丈夫ですか？』
A『・・・あ、はい。軽い熱中症になっただけだと思うので』
？？『・・・じゃあ、ちょっと待っててもらえますか？すぐに戻って来るので』
A『はい・・・。分かりました』
そう言うとその人は、どこかへ行ってしまった。でも、言った通りにすぐに戻ってきた。
？？『えっと、飲み物買ってきたので飲んでください』
A『あ、ありがとうございます・・・』
買ってきてくれた飲み物を受け取り、飲んだ。
A『・・・ふぅ。おかげで助かりました。なんか、お礼とか・・・』
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ルル - ひなたそらさん» そんなこと言ってくださり、ありがとうございます！！ 途中おかしい点などあるかもしれませんが、暖かい目で見てやってください！！ (2017年6月18日 10時) (
レス) id: 42570fba7f (このIDを非表示/違反報告)
ひなたそら(プロフ) - 凄く続きが気になります！ (2017年6月18日 9時) (レス) id: 6effa1851e (このIDを非表示/違反報告)
ルル - アリスさん» 応援、ありがとうございます！これまでの作品とは少し違うものになりますが楽しんでいただければ幸いです！ (2017年4月30日 0時) (レス) id: 78ec87d579 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 頑張ってください！！とても、興味がわきます！応援してます！ (2017年4月27日 16時) (レス) id: 6b3c6e4ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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