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第40話 ページ7

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ドォンッ!!!と、ここからでも聞こえるくらいの大きな音が鳴った


「喧しいわねゴミ虫が。何の音よ…何してるの?……どこ?荻本屋の方ね。それに雛鶴……」


とりあえず炭治郎と堕姫が交戦しているところまで着いた


様子を伺うと、既に炭治郎は刀を抜いていた


「アンタ達何人で来たの?四人?」


「言わない!」


「正直に命だけは助けてやってもいいのよ?さっきほんの少し斬りあっただけでアンタの刀もう刃こぼれしてる…それを打ったのはろくな刀鍛冶じゃないでしょう?」


堕姫が炭治郎に言葉で責めてる


可哀想になってきた


「癪に障るから…次でお前を殺す」


「堕姫、そんなに虐めないでよ」


そう言うと屋根の上にいる私に堕姫と炭治郎の視線が集中した。


「……A?その服装……もしかして鬼狩りだったの…?」


堕姫は心底驚いているような、裏切られたような…悲しいような、複雑な顔をしていた。


「そうだよ。言ってなかったっけ?」


「き…聞いてないわよ!!どうして…!!?」


「A……知り合いだったのか?」


「知り合いというか……この鬼が、私に支配されていることに気づいてなかっただけだよ」


そう言うとみるみる堕姫の顔が歪んでいく


「どうして!!どうしてよぉ!!」


今にも泣きそうだ


「ごめんね、堕姫。私、結局は人間だから。鬼が人間の敵でいる限り、私は人間の味方だよ」


そう言うと堕姫が俯き静寂が訪れる




…………


…………


…………



…………。




「………分かった」


数秒間の静寂を破ったのは堕姫の声だった


「Aを鬼にしちゃえばいいんだわ…!!」


「……は?」


炭治郎は思わず声が漏れてしまったようだ


「それならAは私達と戦わずにずっと一緒に居ることができるでしょ?」


「Aは鬼にはならない!絶対に!!」


「うるさいわねぇ……引っ込んでろ!」


同時に堕姫の攻撃が始まる


「ヒノカミ神楽 烈日紅鏡!」


炭治郎も空かさず攻撃をした


炭治郎がヒノカミ神楽を連発して攻撃する


多分そろそろヒノカミ神楽の反動が来るだろう

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Gatto:(プロフ) - 界さん» ありがとうございます!コメント嬉しいです〜! (2023年1月24日 16時) (レス) @page37 id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
- めちゃんこ面白いです!神ですか?!って思いました!!!! (2023年1月24日 15時) (レス) id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - はむさん» ありがとうございます!面白いって言ってもらえてモチベ上がりました!更新頑張ります (2023年1月17日 15時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 一気読みしました!すごく面白いです更新待ってます^^ (2023年1月16日 18時) (レス) @page21 id: 4a751c8bb5 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - Gatto:さん» まじでこんな作品作ってくださってありがとうございます( ; ; )更新頑張ってください!! (2023年1月13日 13時) (レス) @page14 id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2023年1月5日 23時

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