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第60話 ページ32

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___約、2ヶ月後。


「……お見舞い、来たよ」


炭治郎が目を覚まさないまま、2ヶ月が経った


そろそろ目覚めるはずだけど…


流石に2ヶ月も目が覚めないと心配になる


それで、ここ最近は毎日お見舞いに来ていた


「……!」


炭治郎が眠っているベッドの脇にある椅子に腰掛けると、炭治郎が涙を流していることに気づいた


「炭治郎…?」


涙で濡れた目が静かに開く


「意識が戻ったのね」


私がそう呟いた瞬間、後ろでバリンッと花瓶が割れる音がした


振り向くとカナヲが部屋の入口に唖然として立っていた



「意識、戻ったの?」


「うん。今丁度目覚めたところだったよ」


すると、カナヲは炭治郎に向かって駆け寄った



「目が覚めて良かった……」



暫くすると、後ろでカチャカチャと花瓶を片付ける音が聞こえた


確か……隠の後藤さんだったか。


「あのーこれカステラ置いとくんで、暫くしたら下げといてください。傷みそうだったら食べちゃっていいんで」


「あ……ありがとう、ございます……」


炭治郎がお礼を言うと一瞬沈黙し、


「意識戻ってんじゃねーか!!!もっと騒げやァアアアアア!!!」


いきなり騒がしくなった


「おめぇらは本当にボーっとしてんな!!人を呼べっつうの!!」


「すみません、意識が戻ったことに安心してつい…忘れていました」


「忘れるなーッ!!!!!きよちゃん、すみちゃん、なほちゃーん、アオイちゃーん!!炭治郎意識戻ったぜー!!!」


すると、なほちゃん、すみちゃん、きよちゃんの3人がわんわん泣きながら喜んでいた


遅れてアオイちゃんも駆けつけ炭治郎が目を覚ましたことを喜んでいた


天井に張り付いていた伊之助も降りてきた


「俺はお前よりも7日前に目覚めた男!」


そこから、ガヤガヤと騒がしくなった


7日前に目覚めたのに元気だな…


炭治郎はまた、目をつむり、今度は眠った


「炭治郎眠ったから静かにして!」


「炭治郎、お疲れだから休ませてあげましょう」


炭治郎は、その後もう一眠りすると、一週間後には復活した。




私はというと……

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Gatto:(プロフ) - 界さん» ありがとうございます!コメント嬉しいです〜! (2023年1月24日 16時) (レス) @page37 id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
- めちゃんこ面白いです!神ですか?!って思いました!!!! (2023年1月24日 15時) (レス) id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - はむさん» ありがとうございます!面白いって言ってもらえてモチベ上がりました!更新頑張ります (2023年1月17日 15時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
はむ - 一気読みしました!すごく面白いです更新待ってます^^ (2023年1月16日 18時) (レス) @page21 id: 4a751c8bb5 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - Gatto:さん» まじでこんな作品作ってくださってありがとうございます( ; ; )更新頑張ってください!! (2023年1月13日 13時) (レス) @page14 id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2023年1月5日 23時

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