【鬼滅の刃✕チェンソーマン】支配の天使 ２

第４５話 ページ13

.



「アハハハハッ死ね死ね不細工共！！」


堕姫が帯を使って伊之助と善逸に攻撃をしている


目を妓夫太郎から借りて更にパワーアップしているようだ


「堕姫」


そう呼ぶと堕姫はこちらを振り向いた


瞬間


「ばん」


私が銃の形を手で作り、銃声音を口にすると堕姫の頭を撃ち抜いた


「………は、？」


堕姫は何が起きたか分かっていないようだ


「何だその技！！？」


「そんなことより！」


「！！…あぁ！！蚯蚓鬼に隙ができたぞ！やるな子分！！とどめは俺様に任せろ！」


伊之助は一瞬私の能力に驚いたが、私の声掛けにより意識を堕姫に戻した


「うぉおおおお！！！」


伊之助が距離を詰めようとするが血の刃が邪魔をして近づけない


「伊之助！」


善逸が咄嗟に斬撃を弾く


「A…何で？……どうして……」


堕姫は酷く戸惑っていた


「堕姫……」


「私……アタシ……


Aのことが好き


好き……


スキ……



すき……。



………



………



………


………


………


………








＿＿＿＿どこが？」






気づいてしまった


堕姫は気づいたようだ。


というかよく気づけた。


私が攻撃をしたことがトリガーだったのか？


「堕姫、凄いね。自分で私の支配から抜けるなんて。…まぁ、空の好意は完璧ではなかったから……。堕姫が解けたってことは妓夫太郎の方もかな？今回の一件で色々この能力の使い方を探ることができた。


…ありがとう。私のことを好きになってくれて」



そう言うと堕姫はボロボロと涙を流す


「ぁ……アタシ……アタシ……馬鹿だった」


堕姫は立ち上がると一斉に帯を私に巻きつける


「人間を好きになるなんて……馬鹿だった」




そのまま１枚の帯で私の頸を斬った

第４６話→←第４４話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す