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第8話 ページ10

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「そうなんだ…じゃあ鬼殺隊は鬼を退治することで皆を守ってるんだね」


「まあ、そんな感じかな」


母親と妹の死体を埋めて鬼殺隊本部へ向かう道中に大方話を聞いた。


母親と妹は死んだが、1日だけしか関わっていなかったため、泣けなかった。


でも、悲しくはあった。初めて一緒にご飯を食べてくれた人が死ぬのは辛かった。


でも、泣けなかったのはきっと相手をよく知らなかったからだろう。


それと、無一郎くんの鴉が本部に知らせてくれたお陰で私は保護してもらうことになった。


まあ、本当に保護で済むとは思ってないけど。


隠の方が私達を運び終わると立派なお屋敷が目の前に広がっていた。


「ここが鬼殺隊本部…」


「行こう、A」


無一郎くんに手を引かれて屋敷の庭へ到着する


すると漫画やアニメで見た通りの人達が集まっていた。


そこに対してうずくまっている少年が1人。


炭治郎だ。…竈門炭治郎。


この物語の主人公。


まだ、目が覚めていないようだ。


「初めまして」


一声かけると、柱の皆さんが一斉にこちらに注目した。


「初めまして、こんにちは。私はAAといいます。この度、鬼殺隊で保護…されることになりました。よろしくお願いします。」


とりあえず自己紹介をした。


「貴方でしたか。鬼を刀を使わず倒したというのは」


蝶の髪飾りが特徴的な女性…


たしか、胡蝶しのぶ…だった


「えっと……あれは勝手に鬼が、」


説明しようにもできない


説明してもきっとわかってもらえないだろうし…


何よりこの能力がバレてしまえば鬼殺隊の中で利用できなくなる。


でも、完全に隠すことは不可能だろう。

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- 面白いです!凄く! (2022年12月29日 22時) (レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2022年12月24日 0時

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