第７話 ページ9
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その名を口にした瞬間、口から太い腕が飛び出た
「ぁッ……がッ！」
鬼舞辻無惨の呪いによって鬼は呆気なく死んでしまった。
「ねぇ」
母親と妹の死体を何も言えないままぼーっと眺めていると後ろから誰かが声をかけてきた。
「君、何者？」
振り返ると、小柄で腰まで長い髪をふわりと揺らしながら佇んだ………
時透無一郎であろう人物が立っていた
「……見ていましたか」
「任務でここに鬼がいると聞きつけて来たら鬼舞辻無惨の名を呟いて死んでいた」
「そうですね」
「君が命令したように見えたけど、そんなに簡単に鬼は鬼舞辻の名を口にしない。なぜなら…」
「……なぜなら？」
「……何故なら、鬼舞辻無惨の名を口にすれば呪いが発動して鬼は呪い殺されるから」
「そうなんだ」
「……どうやって」
「どうやってやったか？…でしょ」
無一郎くんの言葉を半ば被せるようにして遮った
「そんなの、今はどうでもいいじゃない」
「え………
………そうだね」
「そんなことより、鬼狩りについて聞かせてよ」
「うん……分かった」
私は一時的に無一郎くんの思考を妨害する形で記憶を改ざんさせてもらった
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界 - 面白いです！凄く！ (2022年12月29日 22時) (
レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gatto: | 作成日時：2022年12月24日 0時
