第３４話 ページ43
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「遊郭…」
「嗚呼！そうだ！ド派手だろ？」
次の任務がきた。
来たのだが……
「駄目だな！！」
煉獄さんがこの通りだ
「年頃の女性を遊郭に行かせるわけがないだろう！」
それは確かにそうだけど
「私は行ってもいいと思ってます」
「な！？」
「おお！」
なんせ、今回は上弦の陸が出る
私の支配下に置きたい
「お前は顔がいいからなぁ！直ぐに花街でも人気が出るとみたな！」
「ふふ…ありがとうございます」
遊郭ということは潜入捜査もあるわけで。
「勝手に話を進めるな宇随！」
煉󠄁獄さんは相変わらず反対なようで、許可を出してくれない
「あのなァ煉󠄁獄、お館様にも許可はとっているんだぞ？そいつの力は今回の任務で役に立つとのご判断での許可だった」
「だそうですよ！煉󠄁獄さん」
「何故そんなに乗り気なんだAは…」
若干引き気味の煉󠄁獄さんは激レアだな
煉󠄁獄さんはうーん、うーんと長考して
「仕方ない…お館様が仰るのなら」
と、許してくれた
「では、行ってきます」
「気をつけるように！」
煉󠄁獄さんに別れを告げて任務に出かけた
.
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「で、お前は何であんなに乗り気だったんだ？」
不意に道中、宇随さんに尋ねられた
「興味が湧いたから……ですかね」
「あのなァ……俺が言うのもなんだが、遊郭っていうのは興味本位で行くところじゃないぞ？」
「分かってますよ。そんなこと」
私が興味が湧いたのは遊郭じゃなくて、鬼の方ね
「とりあえず下準備するぞ」
そう言われて着物と化粧を施された
「あの……化粧は自分でしてもいいでしょうか」
「ああ？何でだよ。このままでいいじゃねぇか」
良くねぇだろ
化粧をされるときに嫌な予感はしたけど
これはひどい……。
「私には派手すぎるので」
「遊郭では派手すぎる方がいいだろ！」
「そうですけど……それでも私には派手すぎるので！」
そう言って半ば逃げるように化粧部屋に走った
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界 - 面白いです！凄く！ (2022年12月29日 22時) (
レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gatto: | 作成日時：2022年12月24日 0時
