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第33.5話 ページ42

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「煉󠄁獄さんも対等でいてくれるんですね…。優しい方です貴方は。本当に…」



「君だから、だと言ったらどうする?」



伏せていた目を上げて煉󠄁獄さんを見る



煉󠄁獄さんの手には簪が握られていた



「……よく似合っているな」



私の髪に簪を挿して微笑む煉󠄁獄さん



簪を贈るのには意味がある





"貴方を守ります" か…。





好意を寄せている女性に対して贈るもの



「一度は、君に守られたこの命…。今度は君を守る為に使いたいんだ!」



まるで騎士のような言葉




………______




____




__。





「ありがとうございます、煉󠄁獄さん。大切にします」





言葉の意味には気づいていないふりをすることにした

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- 面白いです!凄く! (2022年12月29日 22時) (レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Gatto: | 作成日時:2022年12月24日 0時

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