第２２話 ページ26
.
「俺は柱を引退する……きっとお館様は許してくださるはずだ……。これからは新しい芽を育成していくとしよう」
「…！！」
そうか…死ななかったから次は育手として生きるのか
「それから…A少女、君がいなかったら俺はあの鬼に致命傷を負わされていただろう…。君がいてくれて良かった……Aは命の恩人だな…」
「！！……いえ、そんな…」
「ただ、君はその強力な能力に頼りすぎている。それでは今後いつ命を落としてもおかしくない」
「………」
「なので俺が育手として君に稽古をつけよう」
「え…」
…え？
待って…
煉󠄁獄さんの稽古ってキツくてついていけない人が多かったんじゃなかったっけ…
「良かったじゃないかA！」
炭治郎そんな笑顔で言わないでほしい
もう断れないじゃん
「え、うん…頑張るね〜…」
これから絶対きついであろう毎日を送るのか…
「よろしくお願いします、煉󠄁獄さん」
死ぬほど嫌だけど煉󠄁獄さんがせっかくこう言ってくれてるし…
「ああ！頼まれた！」
頼まれないでー……
まぁ、なにはともあれ、煉󠄁獄さんの命がここで終わることは無かった
今回猗窩座は逃してしまったけど、上弦の鬼も問題なく支配できることが分かったから結果的に良いと言えるだろう。
………逃したのは本当に悔しいけど。
いや、私はそんなことより、明日からの稽古をどうサボ……
どうやったら楽な稽古にできるか必死に頭を回転させた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
界 - 面白いです！凄く！ (2022年12月29日 22時) (
レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Gatto: | 作成日時：2022年12月24日 0時
