第20話 ページ23
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ドォンッ!!!!
強烈な音がした
「……来た」
急いで向かわないと…
「伊之助くん、私ちょっと行ってくるね」
「ああ!?ちょっと待て!!サボんな!!」
私が急いで駆けつけるとちょうどあのシーンの所だった
「お前も鬼にならないか?」
「ならない」
「見ればわかるお前の強さ、柱だな?」
あれが猗窩座…上弦の参
罰の悪魔の力が使えるかもしれない…
「俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない」
「そうか」
発言したと同時に猗窩座の術式が発動する
「鬼にならないなら殺す」
__そこからは激闘
まず、本当に目で追えない
「炭治郎くん、あの鬼の名前…猗窩座だったよね?」
「?…ああ」
「ありがとう」
手のひらをを左右逆向きに重ね合わせる
「…猗窩座」
名前を呟き、手をゆっくりと捻る
「……!?」
猗窩座の動きが止まった
「?……なんだ…?」
多分違和感を感じてきたのだろう
「ッ!!」
手のひらを捻り終えると同時に猗窩座の体が弾け飛んだ
あまりにも唐突なことにその場の誰もが驚愕する
目の前にいた煉獄さんには返り血が思いっきり掛かり真っ赤だ
「すいません、煉獄さん。返り血を沢山浴びせてしまって」
「………君は…」
煉獄さんは一瞬こちらに振り返り驚いた表情を見せたが、視界の端で弾け飛んだ肉片が動いたのに気づいて視線を前に戻した
「………気を抜くな」
「はい」
肉片が集まり再生し始める
「……お前……」
やがて元の形に戻り弾け飛んだ肉片は体へと戻った
「お前は何だ?」
猗窩座が怒りに満ちた表情で私を指す
「…鬼殺隊 階級は癸、名前は…A。」
「そうか、Aか。A、お前も鬼にならないか?」
「……ならない」
「どいつもこいつも……何故だ!?その能力を鬼になればもっと極めることができるというのに」
「私は…私を認めてくれた人を裏切れないから」
「?……それなら俺もお前の力を認めているじゃないか」
「ちがう……そういうことじゃない…」
「………」
「………」
噛み合わないな…なんとなく
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界 - 面白いです!凄く! (2022年12月29日 22時) (レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Gatto: | 作成日時:2022年12月24日 0時