検索窓
今日:32 hit、昨日:4 hit、合計:68,183 hit

第20話 ページ23

.



ドォンッ!!!!


強烈な音がした


「……来た」


急いで向かわないと…


「伊之助くん、私ちょっと行ってくるね」


「ああ!?ちょっと待て!!サボんな!!」


私が急いで駆けつけるとちょうどあのシーンの所だった


「お前も鬼にならないか?」


「ならない」


「見ればわかるお前の強さ、柱だな?」


あれが猗窩座…上弦の参


罰の悪魔の力が使えるかもしれない…


「俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない」


「そうか」


発言したと同時に猗窩座の術式が発動する


「鬼にならないなら殺す」


__そこからは激闘


まず、本当に目で追えない


「炭治郎くん、あの鬼の名前…猗窩座だったよね?」


「?…ああ」


「ありがとう」


手のひらをを左右逆向きに重ね合わせる


「…猗窩座」


名前を呟き、手をゆっくりと捻る


「……!?」


猗窩座の動きが止まった


「?……なんだ…?」


多分違和感を感じてきたのだろう


「ッ!!」


手のひらを捻り終えると同時に猗窩座の体が弾け飛んだ


あまりにも唐突なことにその場の誰もが驚愕する


目の前にいた煉獄さんには返り血が思いっきり掛かり真っ赤だ


「すいません、煉獄さん。返り血を沢山浴びせてしまって」


「………君は…」


煉獄さんは一瞬こちらに振り返り驚いた表情を見せたが、視界の端で弾け飛んだ肉片が動いたのに気づいて視線を前に戻した


「………気を抜くな」


「はい」


肉片が集まり再生し始める


「……お前……」


やがて元の形に戻り弾け飛んだ肉片は体へと戻った


「お前は何だ?」


猗窩座が怒りに満ちた表情で私を指す


「…鬼殺隊 階級は癸、名前は…A。」


「そうか、Aか。A、お前も鬼にならないか?」


「……ならない」


「どいつもこいつも……何故だ!?その能力を鬼になればもっと極めることができるというのに」


「私は…私を認めてくれた人を裏切れないから」


「?……それなら俺もお前の力を認めているじゃないか」


「ちがう……そういうことじゃない…」


「………」


「………」


噛み合わないな…なんとなく

第21話→←第19話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
185人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 面白いです!凄く! (2022年12月29日 22時) (レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Gatto: | 作成日時:2022年12月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。