検索窓
今日:10 hit、昨日:33 hit、合計:68,194 hit

第9話 ページ11

.


「いえ、あれは私が倒しました。」


「私は刀を使わずに鬼を倒せます」


ここで全て嘘を言えば疑われる


「そんなことがあり得る訳がないだろう」


首に白い蛇を巻いた人…


伊黒小芭内が不信感を孕んだ目で私を見る


「うむ!伊黒の言う通りだな!今までに鬼を刀と日光以外で倒した奴を見たことがない!」


この時代では珍しい髪色オレンジと赤…


煉獄杏寿郎が伊黒さんに賛同する


「刀を使わずどうやって倒した?お前はただの町娘だったはずだろ」


派手なメイクに派手な飾り…


宇随天元が興味津々といった感じで顔を覗き込まれる


「お前…」


「………な、なんですか?」


どんどん宇随さんの顔が近づいて、とうとうキス寸前まで顔を近づける


「お前よく見ると綺麗な顔してんじゃねぇか」


「……へ?」

 
予想の斜め上のことを言われて素っ頓狂な声が出てしまった


「本当だわ!とっても可愛いわね!」


ピンクと黄緑の独特な髪色の人…


甘露寺蜜璃はグイッと距離を詰めると私に興味を示した


「……いえ、そんなこと無いですよ。貴女のほうがとても素敵です」


微笑みながらそう言うと「天使みたい!!」なんて言いながら嬉しそうに笑った


「…あ」


突然私が視線を向けた先を柱が一斉に視線を移した


炭治郎が目を覚ましていた


「彼は?」


そう言うとしのぶさんが彼のかわりに名乗った


「彼は竈門炭治郎くんです。今から裁判を行うのですよ」


「裁判……」


そうか、これはあのときの柱合会議というわけか


まだまだ序盤の方ということは…


死ぬはずのこの人達の運命を変えられるんじゃ…?


私がこの物語を変えられるってこと…?


……支配できるってこと…?

第10話→←第8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
185人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 面白いです!凄く! (2022年12月29日 22時) (レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Gatto: | 作成日時:2022年12月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。