七日目 ページ8
「……………」
『……………は、狛治君………ヒィ、睨まないでぇ〜』
前に来た人気のない場所で同じ様に手当てをしながら、泊治君の様子を伺えば睨まれてしまった。
「…………ああいう時は逃げるだろ、普通」
『そ、そうかな?でも君が怪我してるのに見捨てられないよ』
「お人好しは早死にするぞ」
『そんな縁起でもないこと言わないで!?』
驚いて狛治君の顔を見たら、今度はしっかりと分かった。
笑ってる。
僕と話して笑ってくれた。あぁ、良かったぁ。
嬉しくて狛治君の手を取る。
『狛治君!僕、これからも君が困ってたら絶対に助けるよ!どこにいたってきっと僕が助けに行くから!』
「…………………分かった」
本当は信じてないかもしれない。
それでも狛治君のこの言葉が、目が僕にとってとても嬉しかったことには違いないんだ。
・
君と本当の友人になれた気がした。
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うーまる(プロフ) - この作品ものすごく好きです!!!続きをいつまでも待ってます!!!応援してます!!!! (2020年10月21日 17時) (レス) id: c64b1f6e9c (このIDを非表示/違反報告)
りな - めちゃくちゃ好きですこの作品!応援します!続き楽しみに待ってます! (2020年4月1日 0時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜狐灯 | 作成日時:2020年3月8日 1時