狂ったブルー【TH】

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「だって1度仕事をしただk「初めて会った時から僕達は結ばれていたよ。新しくコスメのメインビジュアルモデルに決まったって言うから勉強も兼ねて雰囲気を見に行ったんだ、そこにAが居た。笑いかけてくれた。普通に興味のない人間に笑いかける？もうその時点で僕達は結ばれていたんだ、運命なんだよ。一目惚れだったよ、完全に。この世にこんなに胸がときめく人がいるんだって初めて思った。今まで僕の見た目しか見ない人ばっかりだったからウンザリしてたけどちょっと気持ちが分かったよ、だって余りにも魅力的な人が現れたら褒めるしかないんだもん！興味のない人間に笑いかける訳ないしきっとAと僕は通じ合ったんだって思ったよ。だから僕はAがメインビジュアルのメイクを担当するんだと察したよ。そしたら別の人がするって…馬鹿なんじゃないかと思ったよ。まあ結果的にAが僕をこの世で1番美しく仕上げてくれた。好きじゃないと愛してないと出来ないよねそんな事。それに…愛してるなら1分1秒一瞬足りとも僕の知らないAが存在してはいけない、そうでしょ？だってAは僕のものなんだから。幸いな事に僕は仕事上よく人の目に映るし、Aも僕の動向確認できるでしょ？でも僕がAの動向を確認する方法がなかなかなかったんだよ。いつも帰り道は危ないから見守ってたけどさ。それに電話も掛けてたよ、恥ずかしくて返事出来なかったけど！それはごめんね。Aの声を聞くだけで満足しちゃってたんだ。…それで仕事場とか僕が仕事してる時のAを見守れないじゃん。そんな時現れたのがジョングクだよ。最初、僕にメイクしてくれた時『私以外の力もあって出来た』メイクだって言ったよね？腹わたが煮えくり返るかと思ったよ、僕とAの作品なのに他の奴の手が入ってるの？って。しかも男。でも、僕のファンって分かったから後は簡単だったよ。連絡先書いた紙入れといたら直ぐに連絡が来た。後はもう僕の言いなりだよ。犬みたいに言いつけしっかり守るんだよ、ジョングク。可愛いよね。あとカメラが趣味みたいだったし写真も上手かった…。運命で結ばれた2人なんだよって言ったらジョングクもそれを理解して行動してくれたよ。もう公認の仲なんだよ。だから、僕とAの関係を『赤の他人』なんていうなんて…絶対に許さない。そんな筈ない、絶対に有り得ない。」








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