蜘蛛が14匹 ページ15
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「お母さん、A、お父さんが鬼狩り来たって」
その日は突然に来た
累と話をした日から2人はあまり口を聞かない日々が続いていた
母親と楽しく喋っていたときだ
鬼狩りが出たと伝えるために姉が入ってきた
「まだそんなに強くない……そろそろ山を登り始めそうよ」
「わかった、お母さんにまかせてね」
母親が外へ急いだ
「まだお母さん達だけでなんとかなるわ、兄さんも頑張ってる」
いくら来ても無駄よね、と伸びをしながら姉が言う
「僕らの暮らしは邪魔させない」
どこから出てきたのか累が呟いた
「僕らは家族だから」
自分に言い聞かせるように何度もそう呟いていた
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向日葵蜜柑 - 此れが家族の絆ってやつなんですね、感動物語です!!!!!! (2023年3月16日 16時) (レス) id: 02a4ca8853 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵蜜柑 - ッッッ 涙がッッッ!!!!! もう本当にいい話!!!!ガチめに泣きました!!!(((((好きです← (2023年3月16日 16時) (レス) @page30 id: 02a4ca8853 (このIDを非表示/違反報告)
みゃぁ。 - すごい好きです。この作品。なんでもっと早くに出会えなかったんだろう…。すごく感動して泣いてしまいました。 (2022年12月15日 23時) (レス) @page30 id: 253b777aaf (このIDを非表示/違反報告)
レベ - 感動しすぎて家族に心配されました。累の夢小説いっぱい見たが、こんなに泣く話は初めて。 (2022年11月29日 17時) (レス) @page30 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第二王子 - こ………んに…ちは。泣いてます。はい。る〜い〜!! (2022年3月25日 21時) (レス) @page30 id: d096c6aa19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まひな | 作成日時:2020年3月25日 23時