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蜘蛛が11匹 ページ12

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「お姉ちゃん……?」



目を覚まし、髪を結ってもらおうと長女を探すA



「あの子ならもういないわよ」



もう1人の姉が答えた




「おのお姉ちゃんね、累と喧嘩していなくなっちゃった」




困ったように笑うが、目だけは冷たい



Aはこの姉のことがあまり得意ではなかった




「喧嘩?」


「そうよ、あなたも気を付けてね。ただでさえその見た目なんだから」



いなくなった長女と同じようにAの髪を結う姉





あなたの髪が羨ましい




その言葉を姉は飲み込んだ




この''家族''の一員は皆、累のような姿にならなければいけない決まりがある




この姉も昔はAの様な黒髪だった




「ほらできた、遊んでらっしゃい」




笑顔で背中を押され、Aは母親の元へ駆けて行った





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作品ジャンル:アニメ
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向日葵蜜柑 - 此れが家族の絆ってやつなんですね、感動物語です!!!!!! (2023年3月16日 16時) (レス) id: 02a4ca8853 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵蜜柑 - ッッッ 涙がッッッ!!!!! もう本当にいい話!!!!ガチめに泣きました!!!(((((好きです← (2023年3月16日 16時) (レス) @page30 id: 02a4ca8853 (このIDを非表示/違反報告)
みゃぁ。 - すごい好きです。この作品。なんでもっと早くに出会えなかったんだろう…。すごく感動して泣いてしまいました。 (2022年12月15日 23時) (レス) @page30 id: 253b777aaf (このIDを非表示/違反報告)
レベ - 感動しすぎて家族に心配されました。累の夢小説いっぱい見たが、こんなに泣く話は初めて。 (2022年11月29日 17時) (レス) @page30 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
茨の谷の第二王子 - こ………んに…ちは。泣いてます。はい。る〜い〜!! (2022年3月25日 21時) (レス) @page30 id: d096c6aa19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まひな | 作成日時:2020年3月25日 23時

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