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Aがその場に着くと、そこには右目に“上弦”左目に“参”の文字が刻まれている鬼がいた。
咄嗟に上弦の鬼と鬼舞辻無惨の視界は共有されているというのを思い出し、自分の容姿を無理やり変える。
綺麗な空色をしていた瞳は森林を思わせる緑に、赤茶色の髪は青みを含んだ気品のある黒色(檳榔子黒とも言う)に。その檳榔子黒の髪は先ほどの団子とは違い、Aの肩辺りで綺麗に切りそろえた。
声の質も、喋り方も変える。
ついでとばかりに隊服の上に羽織っていた羽織を脱ぎ捨て、一気に上弦の参のいる方に走る。
「煉獄さん！伏せて！！」
いち早くAの正体に気付いた炭治郎が杏寿郎に呼びかけた。対する杏寿郎は炭治郎の声に吃驚しつつも体制をグッと低くする。
その途端、杏寿郎の上を炎が駆けて行った。
猗窩座がAの炎に驚いてたじろいた瞬間、Aが杏寿郎の体をガッと掴み、そのまま後ろに投げる。
「誰だ！俺と杏寿郎の戦いを邪魔するな！！」
「…あら、ごめんなさい。全然気づかなかったわ」
キレる猗窩座に、内心「喋りにくい」とAが思いながらも話を続けた。確かに今まで古臭い喋り方をしていたので、A自身いきなり喋り方を変えたのはとてもやりずらい。
……だが、一回その口調で喋ってしまえばそのまま貫くしかない。
恐らく普通の喋り方をすれば良かったのかもしれなかったのだが、咄嗟の事だったので何故かお嬢様口調になっているのは見逃してほしい所だ。
「俺に女と戦うつもりはない。そこをどけ」
「何故女だと戦わないの？」
「それは……」
Aの素朴な疑問に猗窩座の言葉が詰まる。その瞬間を狙ってAが色のない日輪刀で切りかかった。
「っこの！」
「敵を前にして隙を見せるなんて、いささかどうかと思うわ」
「わたくしじゃ不満なのかしら？」と煽るAに猗窩座の眉間がビキッと音をたてた。今にも猗窩座の血管が破裂しそうだ。
Aの煽り
頸こそ斬れなかったものの、猗窩座の気を杏寿郎から逸らす事には成功したようで、A対猗窩座の乱闘が始まった。
Aの強さを柱で表すと、ザッと柱１人と半分くらい。
無論猗窩座の攻撃を普通に食らうことなどザラにあったが、対する猗窩座のように再生を繰り返す。
「お前、人間じゃないのか！？」
「案外気付くの遅いわね」
「気配も鬼であって少し違う…一体何者なんだ！」
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�桟鈬�(プロフ) - Ashleeさん» コメントありがとうございます！すみませんもう少しお待ちくださいませ💦 (2022年7月28日 9時) (
レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
Ashlee(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年4月16日 18時) (レス) @page22 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
月縹(プロフ) - ＃きのこさん» わー！ありがとうございます！気長に待って頂けたら嬉しいです(；；) (2021年10月2日 23時) (レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
＃きのこ - 更新頑張ってください('ω')ノ 応援しています。(≧▽≦) (2021年9月27日 21時) (レス) @page20 id: c964701d6c (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 藍緋さん» ほんとうですか！？報告ありがとうございます！直しておきますね！ (2020年11月18日 7時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
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