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何も言えないまま口を閉じた珠世に、Aが悲しそうに一つ微笑むと「日に当たらない場所に居るのじゃぞ」と言い残し、炭治郎のいる方へ向かった。
……もしかしたら、ただ逃げたかったからかもしれない。
例えここで珠世を生かしたとしても、無惨を殺せば
その事を分かっていても、あのまま無惨に吸収させるのは許せなかったのだ。
そんな事を考えながらもAが炭治郎達のいる場所に着くと、そこでは丁度柱達が全員揃い、無惨に攻撃を仕掛けようとしている所だった。
「霞の呼吸 肆ノ型＿＿」
「蟲の呼吸 蝶ノ舞＿＿」
「蛇の呼吸 壱ノ型＿＿」
「恋の呼吸 伍ノ型＿＿」
「水の呼吸 参ノ型＿＿」
「風の呼吸 漆ノ型＿＿」
「ヒノカミ神楽 陽華突…」
各々がそれぞれ体に合った呼吸を使い、無惨を攻撃しようとする。
それを見たAも負けじと技を繰り出そうとした。
が、突如地面に現れた襖の出現により、Aの出した攻撃は無惨に当たる事なく宙をきった。
「ッくそ！」
ヒュンッと落ちて行く感覚に必死に抗おうとするも、さすがのAでも重力と言う自然法則に勝てる見込みはない。
炭治郎が逃がさない！！と叫ぶ中、Aは大人しく少しでも衝撃を和らげようと壁伝いで落ちていく事にした。
「……っと」
そして、ものの数秒で着地すると同時に、周りにいた下弦程の力を持たされている鬼に攻撃される。
どれも無惨の手によってそれなりに強くなっているようだ。
「ただでさえ一人寂しく落ちた事に苛立っておると言うのに、本当に愚かじゃの…」
Aは一瞬獄炎獅子で鬼を焼き殺そうと考えたが、今いるの場所は四方八方が木造の建物だ。ここで炎なんかを出したら…、ましてや全く制御の出来ない技を出しては後々火事になってしまったら他の人間に迷惑をかける事になる。
鬼殺隊士は呼吸での攻撃、その他が命綱だ。呼吸が出来なければ肉体強化も技も繰り出せない。
その事を踏まえ、瞬時に判断し日輪刀を鞘から引き出す。
「あぁ、面倒じゃな…、これも無惨の策略かの。無惨も長年生きているくせに、脳は腐ってくれんのじゃな。性根は腐りきっておるのに」
バサバサと鬼を斬り続けながらぼやいていると、近くから微かに無限列車にあった時の様な上弦の気配を感じた。それも猗窩座よりも強い事が分かる。
「まずは彼奴じゃな」
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�桟鈬�(プロフ) - Ashleeさん» コメントありがとうございます！すみませんもう少しお待ちくださいませ💦 (2022年7月28日 9時) (
レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
Ashlee(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年4月16日 18時) (レス) @page22 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
月縹(プロフ) - ＃きのこさん» わー！ありがとうございます！気長に待って頂けたら嬉しいです(；；) (2021年10月2日 23時) (レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
＃きのこ - 更新頑張ってください('ω')ノ 応援しています。(≧▽≦) (2021年9月27日 21時) (レス) @page20 id: c964701d6c (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 藍緋さん» ほんとうですか！？報告ありがとうございます！直しておきますね！ (2020年11月18日 7時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
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