ろく。 ページ7
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「 絶対いるって !!!!! 雰囲気出てるって !!!!!! 」
『 善逸くん静かに !! しっ!! 』
「 Aさん可愛い美しい 」
「 たんぽぽ野郎、なんつー顔してんだ 」
「 こら、鬼がいつ出てくるか分からないぞ、構えるんだ 」
そう。いつ出てくるか全く分からない。
部屋が真っ暗で目を凝らさないと近くにいるみんなすら見えない。
『 危なくなったらすぐにここから出て。』
「 だめです !! 俺らが守ります !!」
『 私って柱なんだよ天柱だよ 』
「 もし怪我させたらあのド派手柱とかしのぶさんに怒られるって... 」
『 ……みんな後輩に厳しいなぁ。』
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『 でもとりあえず本当に身の危険を感じたら逃げてよね
多分だけどもうそろそろ鬼が襲ってく_____ 」
私の言葉を遮って鬼が急に襲いかかってきた。
……が、攻撃を上手く避けられた。
「…… ッ 、Aさん大丈夫ですか !!!! 」
『 うん、炭治郎くんありがとう
3人は中に人がいるかどうか確認をして避難させて !! 』
「 はい ッ !!!! 俺あそこの奥の部屋見てくるよ 」
「 嗚呼、頼むぞ善逸 !! 伊之助、俺達も行こう 」
「 ふん ッ 、この俺様に任せとけ !!!! 」
『 よーし、みんな頼んだよ !! 』
「 ...くそう、俺の攻撃を避けやがって 」
『 ああまだ生きてたの 』
『 申し訳ないけど遊んでられるほど暇じゃないの。とっとと頸飛ばさせてもらうから 』
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鬼はそこまで強くなかった。
技を使うまでもなくあっさりと頸を落とした。
『 なんであの鬼一体に対して柱と下級隊士3人だったんだろう 』
よくよく考えてみれば人数比がおかしすぎる。
あんな弱っちい鬼一体に対してこっちの人数が多すぎる。
これは下級隊士の育成ってことですかねお館様
「 Aさーん !! 何名か部屋の中に閉じ込められていました !! 」
『 ……お。おかえり3人とも 』
「 結構閉じ込められてる人がいたので全員拘束を解いてお寺の裏口から脱出させました 」
『 じゃあこれで任務完了だね。疲れただろうし宿に向かおうか 』
「 っしゃあ俺様腹が減ったぜ !!!!!!!!
早く行くぞ子分その1、その2とバサバサ野郎 !! 」
「 だーかーら、Aさんだって !!!!!! 」
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作者名:そふぃ。 | 作成日時:2023年1月29日 16時