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ご。 ページ6












『 もしかしたら昨日の夜までにほとんどの人が喰われたのかも 』





「 だとしたらそれほどにも強い鬼がいるという事なのか……? 」





「 ひぃぃぃ!!!!やめてくれよ炭治郎!!!! 」





『 炭治郎くんの言う事にあながち間違いは無いと思うけどとりあえずは人を探してみよう 』










さすがに1人くらいはいるはず。


辺りを見回してみるとぽつんと佇んでいる


小さな商店があったのでそこに入ってみる事にした。










『 ごめんくださーい 』





「 おお、いらっしゃい 」





「 突然すみませんが、なぜこの街はこんなにも出歩いている人が少ないんですか?」





「 恐らくだが、お寺に行った数人が行方不明になった事でみんな外に出るのを恐れているのさ。
ここ1週間はこの店への客足もだいぶ遠のいているもんだよ。 」





「 はッ、ただの弱虫じゃねえか 」





「 こら伊之助 !! やめないか !! 」





『 ならその数名以外の住民は殺されていないのね、だとしても外に出なさすぎだと思うんだけど 』










そう、全く人が出歩いていない。


数人なら人が居てもいいはずなのに全くいない。










『 _____もしかして誘拐されて閉じ込められている可能性もあるんじゃ、』





「 た、たしかにその可能性も無くはない……ていうかその可能性しかありえないんだけど 」





「 随分口が達者だなたくあん頭」





「 ……俺には善逸って名前があるんだけど 」





『 誘拐の可能性も視野に入れて考えようか。
おじさん、ありがとうございました !! 』





「 君たちがここに何をしに来たのかは知らないが、お寺に行くのなら十分気をつけておくれよ。 」










ありがとうございました。と4人で礼をし、お店を出た。










_____でもやっぱり街に人の気配は感じなかった。










「 やっぱりここ人がいないんじゃねえか 」










人の匂いがしねぇ。と伊之助くんがぼやいた。


鼻や耳、とにかく五感が優れている3人にもこの街の人の気配は汲み取れないらしい。







































『 _____少しずつ日が落ちてきてる。
そろそろお寺に向かってみようか 』





「「 はいッ !!!! 」」





















動かない事には何も始まらない_____ってね

ろく。→←よん。



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作者名:そふぃ。 | 作成日時:2023年1月29日 16時

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