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弐拾伍 ページ26




俺を助けに来てくれた冨岡さんは、俺が苦戦しても倒せなかった下弦の鬼を一瞬で倒してしまった。
でも鬼は人を食べているとはいえ鬼は虚しく悲しい生き物だ。
自らの行いを悔いている者を踏みつけにするのは違う!

「足をどけt『いぃぃぃやぁぁぁあああ!!!』…えっ」

なんだ……?Aの声?どこから…

『あっ、た炭治郎!受け止めてー!』

上から!?な、なんでだ!?
受け止めてと言われても俺は動けない!

「(お前は)何故(空から)来た。」

『あっ、ありがとうございます!指令が来たからですかね?

ここに下弦の伍がいるって聞いたんですが!

あっ、炭治郎大丈夫!?』

冨岡さんが受け止めた。
Aに下弦の伍は倒したと告げると

『えっ、うっそまじ?飛ばされ損!!

あっ、すみません、下ろして下さい』

冨岡さんがAを下ろしたその時、また何かに襲われた

「どうして邪魔するんです?冨岡さん」

鬼殺隊員だ!!




『ヒョッ…!!』

なになになにいきなり斬りかかってきたよこの美人!!

あっ、どうも空から落ちてきたAちゃんです。


突然美人に斬りかかられたけど冨岡さん?て人に守られたよ



「鬼とは仲良く出来ないって言ってたくせに何なんでしょうか。

そんなだからみんなに嫌われるんですよ」


………隊員同士でやり合うのは隊律違反じゃ…


「さぁ冨岡さん、どいてくださいね?」


「俺は嫌われてない。」


………………………ん?


この場の全員に一瞬の何かが走った。
漫画で例えるなら集中線がピシッと。


「あぁそれ……すみません。嫌われてる自覚がなかったんですね。」


いや、美人、やめてやれよ…

あ、今度は冨岡さんに集中線が。


「坊や、お嬢さん。」


あっ、私?お嬢さんって私?


「お2人が庇っているのは鬼ですよ。危ないですから離れてください。」

「ちっ、違います!!いや違わないけど…あの、妹なんです!!俺の妹で、それで!!」


あれこれ……鬼庇うのも隊律違反じゃね?


「まぁそうなのですか。可哀想に……

では、苦しまないよう優しい毒で殺してあげましょうね。」


えぇ………鬼ぃ………


ほらみんなの長男()も固まってるじゃない…


「おいお前」

「『はいっ!』」


あっ、まってどっち?


「動けるか」


えっ、だからどっち?


「落ちてきたお前だ。動け。2人を連れて逃げろ」


あっ、私なのね!逃がしてくれるのね!優しいこのイケメン!!


『はいっ!ありがとうございます!』

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作者名:榮凪 | 作成日時:2020年2月23日 23時

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