幼馴染は先生で同居人【冨岡義勇】

第30話 ページ34

善逸side





｢A、様子がおかしくないか？善逸。｣


｢やっぱ炭治郎もそう思う？｣



多分いつものAちゃんなら、

『ありがとうね2人ともっ！』

って可愛さ爆裂しながら明るく言うはずなのに、


さっきのAちゃんは、無理矢理笑ってた。


おかしい、おかしいよ。



｢炭治郎、Aちゃん、どうしたのかな。｣


｢……その如月先輩って人に聞いてみればわかるんじゃないか？｣


｢は？？え、馬鹿なの？直球で聞いちゃ駄目でしょ？｣


｢でも大事な友達の元気が無いのは嫌だよ、よし行こう善逸！｣



はぁ……こうなったら聞かないからな炭治郎。

まあ俺もAちゃんは元気でいて欲しいし。

その如月先輩って人とも話してみたい、変なやつだったら今後一切Aちゃんに近付けな((









、









｢失礼します、1年筍組の竈門炭治郎です！如月先輩はいらっしゃいますか！｣


｢いや、ここは職員室か。職員室でもこんなバカ真面目に入るやついないよこの学校。｣



たく、相変わらず頭が固いなぁ。

あ、こっち来るの、あれ如月先輩かな……。







｢筍組って、Aちゃんのクラスだね。どうしたのかな、僕に何か用？｣

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