幼馴染は先生で同居人【冨岡義勇】

第16話 ページ18

Aside




あれから結構経ち、もうそろそろ4月も終わる。

義勇が私を名前で呼んだ一件から、クラスの女子達とは少し仲良くなったけど……相変わらず炭治郎達といる。

なんか居心地が良いんだよなぁ。





そして、4月が終わるということは5月が始まるということ。



｢A、テストの結果を見せろ。｣



｢義勇はお父さんですか？！｣



そう、テストの結果が帰ってくる頃です。

まあでも……



｢……ほぼ90点台だな。｣



｢これでも、結構勉強頑張ってるの、凄いでしょ？｣



｢あぁ、でも……｣



ぎくっ……

いや、それは、ちょっと苦手なだけで。



｢歴史は苦手なんだな、60点だ。｣



それのせいで足引っ張ってるんだよね…。

しかも煉獄先生、授業すぐ騎馬戦にするし？！



｢煉獄は、どうせ騎馬戦でもやっているんだろう。言っておく、ちゃんと授業をしろと。｣



｢おお……さすが、先生は先生のこと分かるんだね。｣



｢あと、煉獄は聞けば教えてくれる。放課後などに行ってみるといい。｣



こうしてると、なんかほんとに義勇が先生なんだなぁ〜って感じするな。

煉獄先生とは仲良いのかな？

とりあえず、義勇に言われた通り行ってみよ。

歴史が上がれば学年トップ狙えるし……。



｢いや、やはり俺が教える。煉獄の所には行かなくていい。｣



……ん？はい？え、体育教師？

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