幼馴染は先生で同居人【冨岡義勇】

第13話 ページ15

Aside





｢私は歩いて行くから！｣



｢何故だ、それくらい良いだろう。｣



朝から義勇と言い合ってます。

え？何かは何となく私の一言で察したでしょう？



｢俺の車で一緒に行けばいいじゃないか。｣



｢だーめーなーの！カバン返して！｣



って事ですね。

義勇は頑なに家を出ようとする私のカバンを離してくれない。

無駄に頭良いな教師この野郎。

くそぉ、こうなったら。



｢……折れてくれたら、今日の夕飯は鮭大根かもね〜？｣



昨日の夜教わった義勇の大好物。

これを出せば……！



｢……！！｣



無言でカバンを差し出す義勇、可愛いなおい。

ふっ、勝負あり。



｢じゃ、行ってきまーす！後でね義勇！｣



｢あぁ、俺ももう出る。｣









、









学校に着いたら、校門に善逸が立ってた。



｢あぁぁぁAちゃんおはよう今日も可愛いね！｣



｢……おはよう善逸。｣



可愛いには触れないでおこう、彼にとっての挨拶なんだろう。

にしても……



｢何してるの？｣



｢風紀委員で、服装チェック……。｣



わぁ可哀想。

あからさまに面倒くさそうな顔してるもんねぇ。



｢しかも、風紀委員担当の冨岡先生に、金髪のこと怒られてさぁ…地毛だって言ったらぶん殴られたんだよぉ慰めてぇ…。｣



そう痛そうに頬をさすってる善逸、確かに腫れてる。

冨岡先生…って義勇のことだよね。

義勇スパルタだなぁ、いや、モラハラ？

帰ったら言っとこ、善逸色々可哀想だし。



｢はーいよしよし、風紀委員頑張ってねー。｣



なんて適当に善逸の頭を撫でながら言ってみる。

さすがに雑だったかなって思ったら、割とウハウハしてて驚いた。

単純だな……善逸の性格すこしわかった気がする…。



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＊大正こそこそ噂話＊


実は作者、志望校D判定なうです。

なので、今みたいに物理的に勉強出来ない時(ご飯中など)とかにちょくちょく更新してきます！

え？ご飯中はスマホいじらないで家族と会話しろって？

私の家庭はそんな感じなんです……。

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