第2話 変わらない面々 ページ4
Aside
泣き崩れる私を抱き締めてくれたのは、大好きな親友だった。
「しのぶちゃん……っ」
「A……ずっと会いたかった……。」
肩に染みる涙で、しのぶちゃんも泣いているのが分かった。
顔を上げ皆の顔を見渡すと、揃ってこちらを見つめていた。
「…ド派手に待たせやがって。」
口癖は変わってないんだね、宇髄さん。
「こちらでも変わらないな!A少女!」
また少女呼びしてくれるんだ、煉獄さん。
「嗚呼……A……南無阿弥陀仏……」
その経が少し懐かしいよ、悲鳴嶼さん。
「俺らと話さねェで勝手に死にやがってよォ…」
相変わらず服の前開けてるんだ、不死川さん。
「僕、Aのことは忘れなかったよ。」
少し、小さくなったね、時透くん。
「Aさん……お元気でよかったです。」
形見の耳飾り懐かしいな、炭治郎。
「Aちゃぁあん!会いたかったぁぁあ!」
私も会いたかったよ、善逸。
「……A!俺とたたかえ!」
もう戦えないよ?伊之助。
「元気そうで、良かったよ…」
やっぱり女の子は慣れないんだ、玄弥。
「むー!むー!」
今世はフランスパンなんだね、禰豆子ちゃん。
「…おかえりなさい。」
ただいま……カナヲ。
「心配、しました。」
ごめんね、アオイちゃん。
「A……ごめんね。最初にあの下弦の鬼の血鬼術が分かっていたら……。」
「お館様は悪くありません!私の、責任です。」
あの時の記憶が鮮明に蘇る。
、
「…………義勇は…?」
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しぃ(プロフ) - シュラスさん» コメントありがとうございます!泣いてくださったなら本望です(?) いやいやそんな!私にとっては読者の皆様が神様です!! (2020年2月14日 22時) (レス) id: 24da86491e (このIDを非表示/違反報告)
シュラス - ありがとうございます!義勇さん好きなので嬉しいです!ガチで泣きまた。あなたは私の神様ですか?しぃさん。 (2020年2月13日 1時) (レス) id: 7e1b00660a (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - たぴ岡さん» ?!ありがとうございます!とても嬉しいです!運命…かもですね笑 気に入っていただけてると思うと頑張れます! (2020年1月10日 7時) (レス) id: 24da86491e (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡(プロフ) - 先に幼なじみの方を見て同じ作者様だと知らずにこのお話に…なんかもう運命みたいだ (2020年1月10日 0時) (レス) id: dc2340447c (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ハートちゃんさん» コメントありがとうございます!ぜひ他の作品も読んでいただけたら光栄です!今は受験で更新遅めですが、upはしていくのでよろしくお願いします( . .) (2020年1月8日 16時) (レス) id: 24da86491e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しぃ | 作成日時:2019年12月22日 0時