捌 ページ8
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「……っっん〜〜〜〜〜よし!全回復〜〜!!」
おはよう太陽。もう昼過ぎだって、寝過ぎた。
二徹、そして宇髄さんのお屋敷に訪れた日から丸一日。
昨日は非番で、ほとんど寝ていた。
まぁそのおかげの全回復なんだけど。
「今日は任務あったっけ、……」
____バサバサッ
鎹烏「指令ダァァア!!今スグ
「うわぁ、復活早々遠出かぁ………」
皮肉にもケロッと回復した身体を起こし、着慣れた隊服に腕を通す。
腰元に日輪刀を差し込めば、準備は整った。
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_____ガサガサ、
鎹烏「北東、北東!突キ進メーーーッ!!」
屋敷から遠く離れた此処は、街とは程遠い森の中だ。
鎹烏「隊員ノ負傷者モ数名アリー!!」
隊士はもう何人か行っているのか、しかし私が呼び出されたということは、それらの隊士たちでは処理しきれなかったということ。
………まずい、どんどんと鬼の気配が強くなっている。
この程度では十二鬼月ではなさそうだが、ここまでの気配は下弦に近いものだろう。
一体、その鬼に何人の人が喰われ、犠牲になったのか。
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鎹烏「スデニ煉獄杏寿郎ガ到着、討伐二参加シテイル!!!」
「っ、え、煉獄さん???」
柱が2人も同時に出動するとは、どれほどの大事なのだろう。
十二鬼月ではないはず。手っ取り早いからか?
しかし、柱は通常ならばお館様のお屋敷にて任務を告げられる。
今回はただ鎹烏から指令を告げられた。
お館様に、何かあったのだろうか。
「煉獄さん……合同任務は久しぶりかな」
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ゆう - もうほんと、プロかってくらいの文才ですね半分分けろ(?) (2020年10月8日 22時) (レス) id: 7af342ea3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊咲 | 作成日時:2020年5月9日 15時