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『何しとんじゃオルァァァァァ！！』
開始早々、状況が読み込めないって？
じゃあ説明。蔦子さんを襲い、髪を掴んでいた鬼に跳び蹴りを食らわせました。終わり。
跳び蹴りを食らい怯んだ鬼の頸を、今度は型を使わずに斬った。
あっぶねぇぇぇ！あと数秒遅れてたらアウトだったよ！
姉妹鬼を倒して、急いで冨岡家に凸りました。蔦子さんの命は助かったから、とりあえず万々歳ですな！
というか台詞すら無いさっきの鬼、カワイソス。しかし慈悲は無い。
せめて、生まれ変わったら鬼にはならないでくれよ･･･
「･･･だ、れ？」
あああぁぁぁぁ！！蔦子さんの！御髪が！乱れている、だとぅ！？
さっきの鬼、許すまじ。
てか、このままいつもの声で話したら昼間に話した奴だってバレるのでは？
声･･･は流石に変えられんわ。
低めの声で話して誤魔化そう。そうしよう。
『･･･知る意味がないと思う。』
ごめんなさい蔦子さん！名乗ると面倒な事になるんだ！
キャラも変えた方が良いって未来の私が多分そう言ってる。
と、ここで蔦子さんが震えた唇を小さく開いた。
「･･･ぁ。」
『何。』
「ぎ、ゆう。義勇は･･･」
外傷が有るようには見えないが、腰が抜けているのか蔦子さんは両手のみを使い、這いずる様に背後の押入れに近付いた。
そして、ゆっくりとその押入れを開ける。
「つ、蔦子ねえさん･･･」
「義勇･･･良かった。」
恐る恐る押入れから出てきた義勇さんを、蔦子さんはその存在を確認する様にしっかりと抱き締めた。
涙を流しながら抱き合う冨岡姉弟の家族愛は美しきかな。阿想家(ウチ)じゃ見られないよ。絶対に。
「･･･え、誰？」
感動の再会？を傍観していると、義勇さんは蔦子さんの後ろにつっ立っている私を見付けたらしい。
まぁココそこそこ暗いから仕方ないよね。頼りになる灯りは月明かりぐらいだ。
ついでに言うと私、首に緩く布巻いて目の下ぐらいまでを隠してます。
あれ、格好的には鬼よか私の方が不審者･･･
いやいや、わたし、フシンシャ、ちがう。
【作者より報告】
イヤッフゥゥゥゥゥｯ！！！
高校合格したよぉぉぉ！！よがったぁ〜！
チョベリグぅぅぅ！(は？？？)
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墨染(プロフ) - はじめまして！すごく楽しいです！更新待っております。 (2021年4月8日 13時) (
レス) id: 316af638d7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - あ、飽きないでぇぇぇぇぇぇ！！！！ちなみに、推しは義勇さんとしのぶさんです笑。(じゅじゅだと野薔薇とナナミンです) (2021年4月2日 15時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - つ、続きをぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!! (2020年10月20日 6時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
さき - すごくおもしろいですよ！体調に気を付けてがんばってくださいね (2020年5月5日 12時) (レス) id: 447f68f28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 椿 | 作成日時：2020年4月10日 19時
