親友じゃない。好き。2

チャラン ページ10

？「Aーーーーーーっ！！！！」


学校に登校する途中


背中から聞こえる声・・・


見なくても分かる。


この声は・・・


『亜嵐・・・・・』


楽しかった初デートも終わり、また普通の学校生活が始まった。


今週１週間の学校生活第1声は、あやつだった。


『朝から大声出して追いかけて来ないでよ・・・』


亜嵐「え、ごめんね？」


『・・・はぁ〜。何？』


亜嵐「あのね、Aとよせ先輩が遊園地デートしてたって噂・・・本当？」


誰だよその噂流した奴・・・


『ん〜・・・どうだろうね』


亜嵐「え〜！」


昨日は、いろんなことがありすぎた。









最後が、ね。


亜嵐「今度俺とも行こーね！」


『あ〜・・・うん。今度ね』


亜嵐「やった！！！」


・・・こいつ、絶対来ないパターンの今度だって気づいてないのか(←


チャラーン♪


あ、ライン


誰からだろ。


亜嵐「・・・？・・・あ！」


『何・・・』


亜嵐「・・・・・やっぱ行ったんだ。遊園地。」


『は？』


なんで分かったんだろ・・・


・・・・・そっか！


ホーム画面の


白馬の王子様・・・


『うん。別に良いでしょ』


亜嵐「冷たいなぁ〜・・・よせ先輩の前では全然違うくせに」


『・・・』


だって・・・


なんか自然と亜嵐には冷たくしちゃうんだもん。


自分でも不思議でしょうがないんだけどw


『まぁまぁ、学校行こ』


めんどい。w


『そうだ、さっきのラインの音で思いついたんだけど』


亜嵐「ん？」


『亜嵐のあだ名、チャラン』


亜嵐「・・・はい？」


『チャラくて、亜嵐だからチャラン』


亜嵐「あ〜・・・？」


『wwま、亜嵐って呼ぶけど』


亜嵐「・・・うん。Aが俺呼ぶ声好き」


・・・・・昨日からなんなの、みんなして・・・

バレた、→←初めて・・・。

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