朝焼けの花

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深「もう1つ聞いて欲しいことがあって」




思い出すのは昨日の朝のこと。

滝沢くんに突きつけられた残酷な言葉




深「昨日、社長と滝沢くんに会って、さ」

阿「あ、昨日マネージャーと後から来てたもんね」

深「そう。それで、2人の活動休止を発表するって、、言われて、、」




俺の言葉に照がぴくりと反応する。



照「活動、休止、、、」




そうだ。

照のあのことが会って以来、

あの日以来、大嫌いになった言葉だから。




復帰した時、

もうこんなことは辞めようって

みんなで約束したはずだったのに。




深「俺、何も言い返せなくて、、ごめ、」




止めたかった。

止められなかった。




目「ふっかさんは悪くないよ。」

深「けど、、」

目「実際問題、こんな怪我した状態で仕事なんてできないし。」

阿「そうそう。言葉にしたらショックだけど、分かってたことだしね。」




歳下達の言葉が胸に刺さる。




佐「ちょっと休むだけだよ、元気になってすぐ帰ってくる。」



同い年の言葉にハッとする。



照「俺の時とは違う。これは、俺達がもっと大きくなるための1個の壁だよ、」



相棒の言葉に勇気づけられる。




そうだ、別に何も悪くない。

ちょっと休むだけ

怪我を治せばすぐ戻れる、




深「ごめん、暗くなっちゃった。ありがと」




ﾋﾟｺﾝ




丁度話がまとまったところで

ポケットに入った携帯が小さく鳴る。

送り主は滝沢くん。




深「、、今のこと、明後日発表するって。」




阿「そか、なら明日皆で2人に話そう。翔太と舘さんも一緒にね。」

照「大丈夫かな、」

佐「大丈夫大丈夫！俺らが付いてる！」




こいつらがいて良かったと

このメンバーで良かったと、改めて思う。

こんな暗い気持ちもひと言で前向きにしてくれるんだから。




やっぱsnowman大好きだ、

そんな言葉は伝えずにそっと胸の中にしまった。

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