【刀剣乱舞】 かみさま 【鶴丸国永】

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「おはよう、長谷部くん」





朝、会社に着くと、いつも通り長谷部くんが一番乗りでもう仕事を始めていた。
今日は結構早くきたつもりなんだけど…いったい、いつ出勤してるんだか。
長谷部くんは普段のように「ああ」と目線も寄こさずに返事をした。





「………相変わらず」





真面目だな、と心の中で呟く。口に出したらきっと「俺が真面目なのではなくお前が云々」と説教に入ってしまうだろうから。






「…なんだ、ジロジロと。俺の顔に何か付いているか」



「いや、何も。………あ、そうだ！長谷部くんにお土産があります」



「土産？どこか行ったのか？」



「いや、街の雑貨屋さん」



「は？」






わけもわからず目を丸くしている長谷部くんの眼前に、昨日購入したえりんぎねこを突きつける。






「はい！」



「………なんだこの面妖なストラップは」



「長谷部くんに似てない？」



「似てない」






予想通りバッサリと切られてしまったが、ちゃんと受け取ってくれるぶん長谷部くんは優しいと思う。

受け取ってからも不思議そうにえりんぎねこを眺める姿が面白くて、少しだけ笑ってしまった。





「…なんだ、何がおかしい」



「いや、長谷部くん可愛いなって」



「はぁ？」






わたしの言葉が予想外だったのか、口をあんぐりと開けて固まってしまった。


うんうん、そういうところが可愛いよ。









○○○




宣伝失礼します。
ヒプノシスマイク、夢野幻太郎落ちです。

【ヒプマイ】うそつき【夢野幻太郎】

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YouTubeで大体のドラマCDと楽曲が聴けるので、ハマりやすいことこの上ないです。是非。

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