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○○○
「あ〜〜疲れた………」
「今日、監督機嫌悪かったねぇ」
歩いているのは、部活帰りと思しき2人の男子高校生。
長い髪を下でゆるく結わえているのが加州清光、
長い髪を上で纏めているのが大和守安定である。
「はぁ……。な〜んかなぁ、なんで土曜だけあの鬼長谷部が監督なんだろ……」
「OBだって言ってたじゃん。善意で来てくれてるんだよ、感謝しなきゃ」
「え〜？やだよ、俺あの人厳しいから嫌い。俺はそんな指導されなくても、ウチの剣道部じゃエース狙えるし…♪」
そう言うと清光は、肩から下げていた竹刀を右手に持ち、ひょいと掲げて見せた。
「そんなこと言って、主将には一度も勝てたことないじゃんね。
僕たちはまだ1年なんだからさ、焦らずゆ〜っくり頑張ればいいんだよ」
「うるさいな。堀川は昔から強かったじゃん、ノーカウント。それに俺、最近は兼定のやつにも勝てるようになって来たしさ」
「ふーん………」
安定が興味なさそうに喉奥で返事をする。
そんな安定を気にもとめず、清光は思い出したように「あ、そーだ」と話題を変えた。
「ちょっとこれからさ、買い物付き合ってくれない？俺、欲しいものあるんだよね〜」
「いいけど………なに？またマニキュアとか？」
安定は訝しげに答える。清光の趣味は、安定には到底理解しえないものだったからだ。
「違う違う。ストラップ！しめじねこって言うんだけどさ〜、あれ超人気ですぐ売り切れちゃうんだよ」
「ああ、あの猫の頭部がきのこ型に変形したやつ………」
脳裏に浮かぶのは、なんとも言えないあの不思議なストラップ。これもまた、清光が熱狂する理由が安定にはわからない。
「なんでわざわざ可愛くない言い方すんのさ！ほら、急ぐよ！」
「あ、待ってよ、清光！」
早く早く！と急かす清光の後ろを、気だるそうに安定が追いかけた。
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朝希 緑(プロフ) - 続き待ってますね！ファイトー！ (2017年9月22日 17時) (
レス) id: 13e1f6c34b (このIDを非表示/違反報告)
シアトル(プロフ) - 程々に、自分のペースで頑張って下さいね(°▽°) (2017年3月20日 21時) (レス) id: 93e9cd7354 (このIDを非表示/違反報告)
低反発まくら(プロフ) - シアトルさん» ありがとうございます、そう言っていただけてとても嬉しいです！更新頑張ります(^-^) (2017年3月20日 19時) (レス) id: 76b965a48b (このIDを非表示/違反報告)
シアトル(プロフ) - 現代パロという名の転生物語、凄く面白かったです！これからも、頑張ってください (2017年3月20日 17時) (レス) id: 93e9cd7354 (このIDを非表示/違反報告)
低反発まくら(プロフ) - 里桜さん» わ〜〜ありがとうございます！！嬉しいです！！これからもちょいちょい更新頑張ります(*^^*)！！ (2016年11月27日 8時) (レス) id: 76b965a48b (このIDを非表示/違反報告)
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