【刀剣乱舞】 かみさま 【鶴丸国永】

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「………彼女？？？？」



「え？…ち、違う、んですか？」






金髪の子が、戸惑ったようにわたしと倶利くんを交互に見る。
いやいやいやいや。戸惑っているのはこっちだ。






「わたしが？？？？倶利くんの？？？？」



「…ち、違ったんですか………」



「………」






恐る恐る倶利くんの方を見る。

倶利くんの顔はいつもどおりの真顔であったが、その表情に反して大量の汗が額を、頬を伝っていた。





「き、きみたちなにか勘違いしてるんじゃないかな！？
わ、わたしと倶利くんは血こそ繋がっていないけど、えーとあれだ…そ、そう！兄弟みたいなもので！！ね！？倶利くん！？」



「…？………？？？……？？？？」



「倶利くんお願いなんとか言って！！！！」






ぷすぷすとショートしている倶利くんの肩を揺さぶる。
相当なショックだったのか、口をはくはくと動かして目を泳がせている。





「と、とにかく誤解なの！信じて！！」



「は、はい！なんかごめんなさい！！」



「お、おい、悪かったって大倶利伽羅！もうからかったりしねえよ！」






長髪の子がオロオロと倶利くんに呼びかける。

ようやく倶利くんも落ち着いたのか、「ああ、ああ、わかっている、」などとうわ言のように呟いている。何をわかったのだ。







「いやいやいやそんなことより！俺らはお前に用事があってきたんだって！！」

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