私は三ツ谷先輩が大好き！【東リべ】

.にじゅうなな ページ28

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『三ツ谷先輩…好きなんです。私、本当に。』


「…急に何」


『好きなんです、だからこそ迷惑かけたくない』


「……俺は好きな奴には頼られたいけど」


『三ツ谷先輩がそうでも私は…………って、え？』



今三ツ谷先輩、好きなやつには頼られたいって言った？



『み、三ツ谷先輩、もう一回言ってください』


わんもあぷりーず


人差し指を立てて三ツ谷先輩におねだりした


私の聞き間違いじゃなければすごいこと言ったこの人。



「…………」


『黙らないでーッ』


「…自分の身を汚してお金を手に入れるっていうのをやめるなら言ってやるよ」


『なんて上から』


「実際上なんだワ」


『…………保留で』


「まじかよ」



三ツ谷先輩の言った言葉をもう一度聞きたい


でも、全ての言う事を聞くことはできない



天秤にかけるとどちらも同じくらい重い


こんなお金のことなんかなければ三ツ谷先輩に問答無用でさっきの言ったこととか、俺の女発言とか問い質すのに。



「明日学校休みだから。明日の朝迎えに来る」


『え、どうして』


「マイキーん家、行くぞ」


どうやら明日はマイキーさんの所へ行くみたいです

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