私は三ツ谷先輩が大好き！【東リべ】

.じゅうよん ページ15

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『…無理です』


「………ああ？」


『絶対無理です。よく考えてください私中学生、しかもまだ入学して半年！絶対払えるわけないじゃないですか！』


「そんなこと分かってるわ」


『じゃあ私の所に来ないであいつのとこ行ってください！』



500万？無理！無理に決まってる！



「誰も500万全部お嬢ちゃんが払えとは言うてないやろ」


『え？』



どういうこと？



「お嬢ちゃんに払ってもらうんは50万や」


『50？なんで、残りの450万は？』


「お前のお母ちゃんにもう貰ったわ」


『え』



お母さんが？450万を？



『…いつ』


「一週間くらい前やなぁ、450万までだったら用意できるって言うから残りはお嬢ちゃんに頼もうおもてな」


『…………』



そう言えば…お母さんは今何してるんだろう

お父さんと離婚してるんだよね？あの感じだと…


すると借金取りはズカズカと私の元へ来た


「…お嬢ちゃん、身体売ってでも払ってもらうで」


『…！』


「50万まで抑えてくれたんや、母ちゃんに感謝しいや」


『………いつまでに…』


「１ヶ月。と言いたいところやけど、無理やろうからな。半年待つ。中学2年に上がっても借金取りに追われるの嫌やろ」


『…………』



分かりました、そう言うと男は帰って行った



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


借金取りを書くと自然に関西弁みたいになるんです。すみません

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