私は三ツ谷先輩が大好き！【東リべ】

.よんじゅうろく ページ47

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『三ツ谷先輩…手繋いで帰るんですか』


「あ？ダメなの？」


『えっ、いや恥ずかしいって言うか…』


「へぇ、お前恥ずかしいんだ。あんだけ毎日俺に告ってたのに」


『………それとこれとは別なんです！』


「…分からねぇ…」



でも離してくれなかった



『先輩、私嬉しいです』


「？何が」


『先輩と両想いになれて』


「お、おお…」


『え？三ツ谷先輩照れてる？可愛い』


「照れてねーわ。もう繋いでやんねー」


『えっ、嘘！許してくださいっ』


「は、嘘嘘。」



笑いながらやっぱり三ツ谷先輩は私の手を離すことは無かった



手汗大丈夫かな、私臭くないかな、



「なぁ、」


『？はい』


「……Aって呼んでい？」


『えっ、』



Aって…わ、わた、私の名前だよねっ！？



『も、ももももちろん、です！』


「じゃあ、A」


『は、はいぃっ！』





三ツ谷先輩は手を離して両手を私の肩に置いた



どんどん近付いてくる顔に恥ずかしくて、



でも自然と目を瞑った




「…………期待しすぎ」



『………え』




耳元で聞こえた声に目を開けると



三ツ谷先輩は腹抱えて笑ってました




失敬な！！！！

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