私は三ツ谷先輩が好き！【東リべ】

ご ページ6

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『三ツ谷先輩！おはようございます！好きです！』


「おーおはよ。」



いつものように見事にスルー。

もう慣れたけど。

もう朝告白するという日課もこれで１ヶ月。

中々三ツ谷先輩は手強いんです。



『三ツ谷先輩！今日一緒にご飯食べませんか？』


「あー無理。昼は予定あるから」


『じゃあ夜！』


「無理」



一言だけ言って教室の中に入っていく



『あーあ。今日も撃沈かあ』



肩を落としながら歩いてるとすぐに人とぶつかった


「いって。」


『すみません』


「あ？ぶつかっといてなんだその言い方」


『謝ってるじゃないですか』


「おい一年だろお前、女でも舐めた真似すっと…」




ぶつかった男の人が手を振りあげてくる




「おい、田中あぶーーーー」


「いっ、い"ってぇええ！！」


『こっちは謝ってるんですよ。前を確認してなかった私も悪いですけど、貴方もぶつかったんだから一言ぐらい謝るのが礼儀でしょ』


そう言いながら相手の腕を捻りあげた



『…私はあなたの腕を折れますよ』



もっと力を込めた


すると捻り上げていた私の手首を掴んだ人がいた



「おいやめろ田中。」


『みっ、三ツ谷先輩』



手首を掴まれて恥ずかしくて咄嗟に掴んでいた腕を離す


離された男は教室の中に逃げて行った

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