私は三ツ谷先輩が好き！【東リべ】

にじゅうはち ページ29

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うぅ、会話がない…

何話せばいいのか分かんないよ千冬ｩ

そういえば三ツ谷先輩まだ怒ってるのかな…？

ユキちゃんとの関係聞いてもいいのかな、



『あ、あの…！』


「？なんだよ」


『ゆ、ユキちゃんと付き合ってるんですか！？』


「は？」


『…ぁあの、いやユキちゃんと付き合ってるとか、ならその、私ずっと告白しちゃってるからあの、今まで迷惑だったと思って…こ、これからはしないので…すみませんでした…』


「…………」


あれ、黙っちゃった…やっぱり、付き合ってたのか…

すみません。もう告白しません。迷惑かけません…


「つか、ユキって誰だよ」

『へ』


え、誰って！？今日先輩がくっついてた人ですよ！？


「勝手に妄想してんなよ」


『…え、だって…今日…』


「今日？」


『…手芸部の教室で仲良さげだったし近かったし…』


「あ？何お前放課後来てたのかよ」


『あ』



怒ってる…！三ツ谷先輩不良のくせに挨拶には厳しいんだなあ！



「…お前、妬いてんの？」


『え………ち、違います！』


「だってそうじゃん、俺が仲良さげにしてるの気にしてたんだろ？」


『ち、ちちちがいます！！』


「…はいはい、可愛いとこあんじゃん田中」



…今なんとおっしゃいました？

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