ヨンジュウニ ページ43
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過去編
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「ヤベェサツだ!
とりあえず逃げるぞ!お前ら」
「…全部マイキーのせいだ…だから…」
「…?一虎?」
「マイキーを殺さないと」
『!?』
今、とらはなんて言った?
佐野を殺す?
「…っ、おいA、お前だけでも逃げろ」
『…は、なに言ってんの』
「いいから!早く!!」
場地に腕を引っ張られ外に出される
『ね、場地っ』
「…悪ぃ巻き込んで」
『いやだよ…ねぇっ』
私を店から少し離れたところに連れていき場地はすぐに戻って行った
あっという間にお店の周りはパトカーに人だかり
少し離れたところから見ていたら、警察に連れていかれる二人の姿
『………っ』
罪悪感、後悔全てが私の中を支配した
「Aっ!」
『!………さ、の…』
「………何が、あった」
『…っご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!!』
「…………」
ただ佐野は暖かい身体で抱きしめてくれた
全てを話した。
佐野は黙って聞いてくれた
大丈夫だからと言う佐野に甘えていた
でも私は東卍のみんなとは関わりを持たなくなった
佐野を見る度しんどくて辛かった
『…………ごめんね佐野』
そうして中3になって私と佐野は再開した
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だぶりゅ(プロフ) - 紅いちごさん» コメントありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします(照) (2021年10月18日 21時) (レス) id: 34f6fa40f8 (このIDを非表示/違反報告)
紅いちご - この小説とても面白いですね!更新も無理せず頑張ってください!応援してます! (2021年10月15日 22時) (レス) @page34 id: 0ffbfabdee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だぶりゅ | 作成日時:2021年10月3日 18時