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《そ、それってさ、怪奇現象ってやつ…？》
「んー、かなぁ？みたいな。まぁ、晃一は見てないんだけど」
《はぁ？見てないの？》
【おん。俺がおらん間に起こったらしいわ。見たかった〜俺も】
3人がぼくの話してるよ！ぼくの話してる！！
足が地についてないみたいに、佑亮の気持ちは高ぶる。
まぁ、佑亮の話というよりは、消しゴムの話のような気もするが…
もしかしたら、今がチャンスなのかも知れない！！
そう感じた佑亮は、パキッと割ったもう片方のパピコを食べようとする拓弥に近づいた。
佑亮は、拓弥が持つパピコの輪っか部分に手をかける。
よし。掴める。
そして、一気に引っ張った。
「【《うわぁーーーーーー！！！！》】」
3人は同時に立ち上がる。
佑亮の手には、パピコの頭部分。
「か！か！勝手に開いた！」
【お、俺も見た…！】
《俺も、完璧この目で…》
「うわー！！！やべぇ！どうしよ！！」
拓弥はパピコを放り投げた。その行動をキッカケに、3人は一気に逃げ出した。
『あ〜あ、勿体無い』
拓弥が投げ捨てたパピコを拾うと、口元へ持っていく。
『ん！』
『食べることも出来るのね！』
最高じゃん！
佑亮は秒でパピコを飲み干した。
あ、あれは…
先ほどまで3人がいた場所に、ポトリと落ちているもの。
くまのキーホルダー。
ん？
これ、見覚えがある…
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夏木(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ (2018年3月16日 0時) (
レス) id: e5783164f7 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月7日 8時) (レス) id: 0b837ccda7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：0号車さん | 作成日時：2016年9月15日 22時
