�鴾��� ページ23
「ある時から、何かもう俺だけじゃ支えきれない気がして、思い切って晃一と海にも相談したんだ」
今のこの状態は、現実、だよね…？？
拓弥は、何を話してるの…？？
《ある日、さくらちゃんが俺らに泣きながら相談してきたんだ。何故か家がバレてるって》
【佑亮お前、家まで付いて行ったんやろ。で、住所まで調べて、借りた教科書を郵送で返した】
うん…
やったけど…
でもそれの何が
【お前も悪い人間やな。わざと郵送で返して、家知っとるんやでってアピールしたかったんやろ】
それの何がいけないの？
だってぼくはさくらちゃんが好きなんだし、教科書貸してくれる時も、すごく笑顔で優しかったし、家を知れたんだから郵送で返すくらいそんなの…！
《佑亮。そういうとこだよ》
え、何が⁉
《お前のさくらちゃんへの愛情は、人とは違う》
《狂ってたんだ》
さっきからみんな、何を言って…
「それから1週間後かな。さくらが言ってきたんだ」
「福田くんを…あたしの前から消して欲しいって」
さくらちゃんが…⁉
嘘でしょ⁉
【正直、俺らもお前にムカついてることあったしな。さくらのこともあったし、ちょっと…懲らしめよ〜くらいの気持ちやってん】
え、何、何が⁉
「俺らはお前に、言わなきゃいけないことがある」
「佑亮。お前は」
「俺らのせいで死んだんだ」
『え、、、』
思わず声が漏れる。
「あのいつもの高層ビルで。お前を懲らしめてやろうとした」
いつもの高層ビルとは、学校付近で唯一屋上に上がることが出来るビルで、よく4人が遊びに行っていた場所。
【佑亮を落とすフリをしてビビらせて、もうさくらのストーカーは止めろって。脅し？みたいなんを、しようとしたんや】
確かにぼくはビビリだし、そんなことされたらもう、さくらちゃんのことは見れない。
何なら3人のことも、嫌いになっちゃうかも知れない。
「でも、そこで事件は起きたんだ」
ーーー
「ビルの端の方に佑亮を追いやって、落とすフリをする、分かった？」
【ちょんって背中押すだけでええやんな？】
【あいつ、めっちゃビビリやから、おもろいやろうな。笑】
話しながら、何気なく佑亮を端の方に追いやることに成功し、いざ背中に触れる、
という時だった。
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夏木(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ (2018年3月16日 0時) (
レス) id: e5783164f7 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月7日 8時) (レス) id: 0b837ccda7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：0号車さん | 作成日時：2016年9月15日 22時
