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短い冬休みが終わって、気づけば学年末テスト１週間前。
最後くらいは本気だそう！ということで、暖房の効いた図書室でチョアと向かい合って勉強中。
｢そういえば、今日はギョンス先輩と一緒じゃないの？｣
テスト前はいつも二人で勉強してたじゃない、と動かしていた手を止めたチョア。
静かにしなければいけないはずの図書室は、テスト勉強をしている生徒でザワザワとしている。
『図書室では静かに』なんて書いてある貼り紙も、この時期だとただの紙切れにすぎない。
｢なんだかオッパ、今回は気合いが入ってるみたい。
私も今回は頑張りたいし、１週間前は各自でやろうってなったの。
ほら、一緒だと喋っちゃうしさ。｣
特に私が、ね。
｢ふーん。まぁギョンス先輩も春から３年生だしね。｣
そうそう。なんでも、オッパの担任が勉強に関してシビアな人らしくて、『高２の三学期は受験０学期だー！』とかなんとか言ってるらしい。
オッパが眉間にシワを寄せてそう言ってたのは、まだ記憶に新しい。
｢私たちもそろそろ高２だよ〜、１年って早いな〜｣
｢速く感じるのはギョンス先輩がいたらからよ。
やっぱり好きな人がいると時間が速く感じるのかね〜〜？｣
ついにシャーペンを置いて肘をつき始めたチョア。
それを見て私も手を休める。
結構やったもんね、休憩休憩。
｢ちょっと何それー｣
｢彼氏がいるから毎日が楽しくて時間が過ぎるのが速く感じるのよね〜？｣
愛敬たっぷりの顔で嫌味たらしく言ってくる。
最近、チョアまでベク先輩みたいなことを言うようになってきた。
彼氏でも欲しいのかな？とりあえずその明るい髪の毛を落ち着かせればいいと思うんだけど…。
｢まぁ毎日は楽しいですけどね〜｣
｢うわー！どうもご馳走さまで〜す｣
二人で声を押さえながら笑ってると、隣の席に人が来たのが分かった。
さっきまで踊っていたのだろう、見上げると頬をほんのり赤らめた二人が｢お〜やってるやってる｣と椅子を引いた。
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きゃっち(プロフ) - ゆなさん» ゆな様こんばんは。つい先程更新させていただきました！こんな至らない所ばかりの作品を読んでいただきありがとうございます(;_;)またしばらく更新できないのですが、頑張って早く戻ってきます！気長に待って頂けると嬉しいです(^^)コメントありがとうございました！ (2016年12月25日 17時) (
レス) id: a606f2c1a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませて頂きました^_^凄く続きが気になって仕方ありません。気長に更新されるの楽しみに待ってます。 (2016年11月20日 22時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
きゃっち(プロフ) - りーつぁいさん» りーつぁい様ありがとうございます！そうなんです、Mっ子を毎日必死に追いかけております…←そうですよね、感じることは人それぞれだと思いますが、やはりどうしても受け入れられない方もいらっしゃいますよね。｢その瞳は何を見る｣ぜひ楽しんでください！ (2016年4月3日 18時) (レス) id: be2a84178a (このIDを非表示/違反報告)
りーつぁい(プロフ) - この作品大好きです。作品様はしうちゃんペンさんだったんですね！私はタオさんぺんです笑 でも、今回の件に関してはショックが大きいですよね。新作の方読ませていただきます！ (2016年4月3日 1時) (レス) id: 04b496a474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃっち | 作成日時：2016年3月17日 2時
