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「青組の皆さんちゅうもーーく！！！」
生徒がある程度集まると、踏み台の上に乗ってメガホン片手に、チャニョル先輩が叫んだ。
もともとよく響くチャニョル先輩の声が、さらに体育館に響く。
青組の団長って、チャニョル先輩だったんだ…。
まぁ、やりそうだけどね。
「青組の団長になりました！3年6組のパクチャニョルですっ！」
チャニョル先輩、あのメガホンと踏み台絶対必要ないよな〜。
そんな事を心の中で考えていると、ジョンファが隣で「かっこいい…」とため息混じりに呟いた。
「えっ…」
「チャニョル先輩って何部かなぁ。背高いからバスケ部？」
「軽音部だよ？」
「え〜素敵！
って、あれ？A知り合いなの？」
「オッパの友達だよ」
「ほんと！？」
私の言葉を聞いて目を輝かせるジョンファ。
ヨシッ！と小さくガッツポーズを決めている。
あ。
でも確かチャニョル先輩って…
「彼女いるって言ってたよ？」
「えっ…」
「この前自分で言ってたから、たぶん本当かな」
「それを早く言ってよAサン…」
「あっ、なんか…ごめんね？」
「短い恋だった…」と首から項垂れるジョンファ。
なんだか悪いことしちゃったかな…。
「パフォーマンス賞取りに行くんで、皆さん、協力よろしくお願いします！！」
…あぁチャニョル先輩。もしかしたら約１名戦意喪失してしまったかもしれません。
先に謝ります、ごめんなさい。
心の中で静かにチャニョル先輩に合掌を送った
「あっ…。」
あそこにいるのってもしかして…
「ん？どうしたの？」
「あ、いや。何でもない…」
そっか。同じ組だったんだ…。
ジョンインの方を見ると、彼女の熱い視線に気付いていないのか、部活の先輩らしき人と談笑をしていた。
ソニちゃんの頬はやっぱりほんのりと桃色で、恋する乙女なんだなとすぐ分かる。
ジョンイナを愛おしそうに見つめる表情がとても美しくて、女の私でもつい見惚れてしまう。
ぼーっとソニちゃんの横顔を見ていると、彼女の大きな瞳が流れるように私の方を見た。
目、合っちゃった…。
私も彼女も、なんとなく気まずくて、お互いぎこちなく小さな会釈をした。
って。なんで私が緊張してるんだろう…。
変だな、私…。
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きゃっち(プロフ) - ゆなさん» ゆな様こんばんは。つい先程更新させていただきました！こんな至らない所ばかりの作品を読んでいただきありがとうございます(;_;)またしばらく更新できないのですが、頑張って早く戻ってきます！気長に待って頂けると嬉しいです(^^)コメントありがとうございました！ (2016年12月25日 17時) (
レス) id: a606f2c1a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませて頂きました^_^凄く続きが気になって仕方ありません。気長に更新されるの楽しみに待ってます。 (2016年11月20日 22時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
きゃっち(プロフ) - りーつぁいさん» りーつぁい様ありがとうございます！そうなんです、Mっ子を毎日必死に追いかけております…←そうですよね、感じることは人それぞれだと思いますが、やはりどうしても受け入れられない方もいらっしゃいますよね。｢その瞳は何を見る｣ぜひ楽しんでください！ (2016年4月3日 18時) (レス) id: be2a84178a (このIDを非表示/違反報告)
りーつぁい(プロフ) - この作品大好きです。作品様はしうちゃんペンさんだったんですね！私はタオさんぺんです笑 でも、今回の件に関してはショックが大きいですよね。新作の方読ませていただきます！ (2016年4月3日 1時) (レス) id: 04b496a474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃっち | 作成日時：2016年3月17日 2時
