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ミンソクくんとそれぞれ会計を済ませて、スーパーの駐車場に向かう。
大きなビニール袋二個分の材料を後部座席に置かせてもらうと、ミンソクくんが助手席の扉を開けて待ってくれた。
わっ、ミンソクくん大人〜
お礼を言って助手席に座ろうとすると、可愛らしいくまのぬいぐるみがそこに転がってる。
…まかさ、これミンソクくんの…？
｢ああ、ごめんこれね。気にしないで座って？｣
くまのぬいぐるみを助手席から運転席のほうに移動させて、なんてことなかったように車のエンジンを入れるミンソクくん。
も、もしかして本当に…
｢ふふっ、勘違いしてる？これ俺のじゃないよ｣
くりくりしてる目を細くして笑う。
暖房をいれてくれたみたいで、前から温かい風が吹く。
｢え、違うの？じゃあ…
わかった！彼女のでしょ！？｣
それならぬいぐるみも、ひとりぶんではない鍋の材料も納得がいく。
｢あはは、違いま〜す。
残念ながら、ただの幼馴染みので〜す｣
ぶっぶー、っとさっきより目を細めて笑うミンソクくん。
にゃははと笑い出しそうな、幼い笑顔。
｢えぇ！？ミンソクくん幼馴染みいるの！？
同い年？仲良いの？｣
｢うーん、年はAちゃんよりちょっと上かな。
俺とは離れてるから、あいつからしたら使える兄貴って感じなんだろうけど。｣
｢へ〜、あ！じゃあお鍋もその幼馴染みと食べるの？｣
｢お！よくわかったね｣
｢わ〜仲良いんだねぇ｣
ハンドルを握ってるのとは反対の手を見ると、くまのぬいぐるみを落ちないように大切そうに持っていた。
こんなお兄ちゃんいたらなんて素敵だろう。
｢Aちゃんもすごく仲良いじゃん、ジョンインくん？だっけ｣
ミンソクくんの口からジョンインの名前が出てきて一瞬びっくり。
何で知ってるの？って思ったけど、私が倒れたときに病院で一回会ってるんだったっけ。
｢うん、ジョンインは親友より家族って感じだよね。ずーっと一緒にいるからなぁ。｣
｢はは、幼馴染みってそんな感じだよね。
あ、ここ右に曲がるの？｣
｢そう、そっからずっと真っ直ぐだよ。｣
ミンソクくんに幼馴染みがいたのは意外だったけど、看護師のミンソクくんとは別の顔を見れた気がする。
それから、最近病院であった面白い話とか先生の話で盛り上がって家の前まで送ってもらった。
車を降りるときに｢体冷やさないようにね｣と、いつの間にか買ってた温かいカフェオレをくれた。
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きゃっち(プロフ) - ゆなさん» ゆな様こんばんは。つい先程更新させていただきました！こんな至らない所ばかりの作品を読んでいただきありがとうございます(;_;)またしばらく更新できないのですが、頑張って早く戻ってきます！気長に待って頂けると嬉しいです(^^)コメントありがとうございました！ (2016年12月25日 17時) (
レス) id: a606f2c1a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませて頂きました^_^凄く続きが気になって仕方ありません。気長に更新されるの楽しみに待ってます。 (2016年11月20日 22時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
きゃっち(プロフ) - りーつぁいさん» りーつぁい様ありがとうございます！そうなんです、Mっ子を毎日必死に追いかけております…←そうですよね、感じることは人それぞれだと思いますが、やはりどうしても受け入れられない方もいらっしゃいますよね。｢その瞳は何を見る｣ぜひ楽しんでください！ (2016年4月3日 18時) (レス) id: be2a84178a (このIDを非表示/違反報告)
りーつぁい(プロフ) - この作品大好きです。作品様はしうちゃんペンさんだったんですね！私はタオさんぺんです笑 でも、今回の件に関してはショックが大きいですよね。新作の方読ませていただきます！ (2016年4月3日 1時) (レス) id: 04b496a474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃっち | 作成日時：2016年3月17日 2時
