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セフン、ジョンインと３人で校門に向かう。
ジョンインと、ジョンインの友達と学校の廊下を歩くなんて、なんだか不思議で仕方がない。
｢中学からってことは、セフンもダンス部だったの？｣
｢うん、そうだよ｣
｢へ〜、じゃあ高校でも二人はダンス部はいるの？｣
｢うん、そのつもり。ね、ジョンイン｣
｢うん｣
この高校は結構ダンスのレベルが高い所らしく、顧問が有名でどーとか、大きな大会で準優勝したとか、ふたりしてトークに花を咲かしている。
そっか〜、じゃあ二人が踊ってるところ見れるかもってことか。
うん、ちょっと楽しみかも。
｢早くみたいな、二人のダンス！｣
｢A、ジョンインのダンス見たことないの？｣
｢うん、実は無いんだよね〜｣
｢こいつ忙しいとか何とか言って、誘っても見に来ないんだよ。｣
下唇をむっとして拗ねるジョンイン。
ジョンインの言う通り、中学のとき何度か発表会に招待されたことがある。
ただやっぱり、他校の発表会に行くのはなんだか気が引けて…なにかと言い訳して行くのを避けてた。
だから結局、ジョンインのダンスを見たことは一度もない。
｢ごめんってば。でもほら、これからは見れるじゃん？
同じ学校なんだから！｣
｢ほんとに見にくんのかよ？Aって口ばっかりじゃん。｣
｢ほんとだって！ねね、セフン。
ジョンインってどうなの？上手いの？｣
｢上手いよ！すっごく。
中学でも一位、二位くらいだったよ｣
そんなに凄いんだ、ジョンインって…。
だったら頑張って見に行けばよかったかなぁ〜。
余計なこと言うなってセフンとじゃれるジョンイン。
耳が赤い。照れてるんだなってすぐわかる。
本当にふたりって仲がいいんだな〜。
友達とふざけあってるジョンインなんて、ちょっと新鮮。
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きゃっち(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！！楽しんで頂けるよう頑張ります！！(*^^*) (2016年2月5日 2時) (
レス) id: be2a84178a (このIDを非表示/違反報告)
あい - すごく面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2016年2月4日 22時) (レス) id: a29c81a51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃっち | 作成日時：2016年1月31日 23時
