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ジョンインside
実はまだ頭がこんがらがってる。
いつも店で会ってたA。
今まで高校の話なんてしたことなかった。
だからまさか同じ高校だったなんて知らなくて…
Aの席を見るとセフンと何やら楽しそうに話してる。
良かった、仲良くしてるみたいだ。
騒ぎすぎて早速先生に目をつけられた二人。
セフンとふたりでポカーンとしてる。
ばかだなぁ〜あいつら。
ちょうど目が合ったAに、口パクで言ってみる。
目を見開いて怒ってるAが妙に新鮮だ。
｢それじゃあ明日のオリエンテーションのことだが〜……｣
担任になった先生が明日の予定について説明をしだす。
明日も明後日も、これから毎日ここに通うんだよなぁ。しかも、Aも一緒だ。
もう一度Aの方を見ると、またセフンとコソコソと話てはお腹を抱えて笑っている。
学校でのAってあんな感じなんだ…。
今まで、もうAの知らない事なんてないと思ってた。
それくらい俺達はよく一緒にいたから。
実際、Aにあんな派手な友達がいるなんて、初めて知った。
俺以外の男子と話して笑ってる姿なんて、初めて見た。
そっか。まだ俺の知らないAはたくさんあるんだよな。
そう思うとなんだか悔しくて、でもこれからこの教室で新しいAを知っていけると思うと、なんだかワクワクした。
｢じゃあ今日はこれで解散。入学式おつかれさん、明日からよろしくな〜〜。
あ、オ・セフンとパク・Aはクラス委員だからちょっと残れよ〜〜｣
予定より早めに終わった簡単なオリエンテーション。
クラスメートはパラパラと教室を出ていった。
俺はどうしようか。セフンを待つついでにAも待とうか？どうせ帰り道は一緒だし…
あ、でもAはあの友達と帰るかな？？
｢Aー！私これからオンニと約束あるから、悪いけど先に帰るね〜？｣
バックを持って帰ろうとする派手なAの友達。
見た目はあれだけど、もしからしたら中身はそうでもないのか…？
颯爽と俺の前を通りすぎた…と思ったらぐるりと俺に向き直った。
｢え！？…えと…チョアさんだっけ？これからよろしく、ね｣
とりあえず笑って挨拶するも無反応の彼女。
腕を組んでジーッと俺を見てる。っていうより睨んでるのか？？
ちょっと心が折れそうだ…。
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きゃっち(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！！楽しんで頂けるよう頑張ります！！(*^^*) (2016年2月5日 2時) (
レス) id: be2a84178a (このIDを非表示/違反報告)
あい - すごく面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2016年2月4日 22時) (レス) id: a29c81a51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃっち | 作成日時：2016年1月31日 23時
